こんにちは。
国際瞑想ヨガ協会の瞑想インストラクターのSHIHOです。
昨日と今日、朝も夜も、ヨガを1時間・瞑想を1時間。
1日の始まりと終わりを、静かな時間で満たしていました。
ヨガのあとに座る瞑想は、
体がふっと軽くなって、心が邪魔をしにくくなるんですよね。
ただ呼吸と体の感覚がそのまま感じられて、
「ああ、これでいいんだ」と
内側が静かに整っていくのを感じました。
そんな静けさの中で、ふと気づいたことがありました。
それは──
形だけの感謝って、「べきべき」から生まれているんだな ということ。
「ありがとうと言わなきゃ」
「感謝しないといけない」
「いい人でいないと」
こういう「べき」に支配された感謝は、
心から湧くものではなく、
どこか義務のような、がんばって作る「役割の私」。
そしてこの「べき」の奥には、
相手にそうしてほしい気持ちや、
自分を良く見せようとする緊張、
関係をコントロールしたい思いが
ひっそり潜んでいることがあるんですよね。
だから、形だけの感謝を続けていると、
自分も相手も、どこか苦しくなる。
本当の「ありがとう」は、
がんばってひねり出すものではなくて、
心がゆるんだときに自然と流れてくるもの。
心から「ありがとう」と思えるとき、
私たちは自分を大切にしていて、
だからこそ、他の人にもやさしくなれる。
無理に感謝しようとしなくてもいいし、
いい人になろうとしなくてもいい。
まずは、
自分の本音に気づいてあげること。
心を抑え込まないこと。
静けさに戻る時間を持つこと。
そうしてはじめて、
本当の意味での感謝が
そっと胸の奥から生まれてくるのだと思います。
今日、もし「べき」で動きそうになったら、
ほんの少し深呼吸をしてみてください。
心がゆるめば、
感謝は自然にあふれてくるものだから。
今日も最後まで読んでくださり、ありがとうございます。
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