E217系Final Countdown一都二県!続く大追跡…夏から秋へ⑭ | たいちょ〜の心のつぶやき 第2章

たいちょ〜の心のつぶやき 第2章

『縁は、連結する』鉄道など交通を中心に興味の赴くままに、日々呟き語るブログ。
※最近すっかり鉄道ルポタージュ化してますが、言いたいことを素直に言うという意味でブログタイトルは変えてません。

実直な記録は、やがて実る。

そう心のどこかで信じながら、対峙し続けた夏だった気がする。

体力を温存させながら、着実に前へ。


そうしているうちに、今日はY-32編成が長野に向けて廃車回送されている。

遂に残存数は100両を割り込み94両にまで減少、残存率12.6%に。

日々一都二県、長距離運用も多いE217系。

その疲弊ぶりは、前面にこそ現れる。

それは同じ房総エリアを走る電車と同様である。

その労苦を偲びながら、またしばらく身を預ける。


9月13日の記録の続き。

内房線袖ヶ浦で再迎撃し、北上していく。

内房線内は巌根駅以外各駅停車で、加減速も多くなかなか過酷なはずだ。


そして、蘇我に戻ってきた。


さんざん京葉線だ、255系だと記録に通ってきた蘇我駅。

その蘇我駅でのE217系の記録は、思ったほど多くはない。


側を走り出会ってきた車両は変わってきたが、E217系は30年間一貫して走り続けてきた。

今や、内房・外房線では最長の15両編成。

その堂々とした長編成での走りは、間もなくE235系に完全に置き換えられていく。


本千葉駅で出会う機会はガクッと減った。

かつては1時間に1〜2本は確実に出会えていたはずなのだが。


そして、千葉へ。

またここから、快速線を堂々と駆け抜ける。


稲毛駅ホームは、改良工事が進行中。

あちらこちらで足下がおぼつかないが、やがて新小岩駅のようにホームドアが整備されそうだ。


幕張車両センター横を走行中、255系の姿を確認。

9月7・8日の運転を最後に秋臨・冬臨ともに運転設定がなくなってしまっている。

Be-02編成も秋田に廃車回送されてしまい、残るは2編成を残すのみとなった。


かたや、11月23日の大宮総合車両センターの一般公開で255系が試乗会列車として運転が決定。

一般に乗車できる機会は、これが最後になってしまうのだろうか?


津田沼、船橋、市川と、最後まで丹念に停車しながら利用客を拾い、ひたすらに走り続けていく。

市川駅も、ホームドア整備がまもなくというところまで来ている。


先頭車同士が連結する姿も、市川駅の総武快速線ホームでは見づらいものになっていく。


人身事故が多かったことから、横須賀・総武快速線では真っ先にホームドアが整備された新小岩。

E217系の引退までは、この新小岩駅が唯一の光景になりそうである。