これを書いた時はまだ日本公開されていなかったので詳しい事を書かなかったけれど、公開も始まったので思った事書いてみます。

これから観る予定の方は、ここまでで終わり。


今、滞在しているアメリカの従兄弟の家🏠

彼は、クラシック音楽家。

芸術一般才能有るし、映画音楽の仕事もしており、ブリジットの第三作に関わっている。

彼も4作全部見ている。男性も観る映画なんだなーと思う。

そう言えば、第4作、ロンドンの映画館に男性1人で観に来ている人、結構いました。




ブリジットのお相手として登場する2人の俳優を全く知らず。観るか観ないか迷ったけど、最終章を見届けた。


今回、夫マーク亡き後登場する2人の男性達、最初に登場する若者は、、、

ブリジットを傷つけておきながら、自分勝手に戻って来た。でも、拒否したブリジット。当たり前だ。


そして、世の中の動きに合わせたのだろうか。

子供の学校のアフリカ系の先生とのハッピーエンド。


これまでの3作、ブリジットを囲む人々は、白人系ばかりだった。

そう言う生活は、多様なロンドンでも普通にある。白人系の世界で生きる事は、別に差別とは思わない。文化も違うのだから。


前作から製作までの間に時間も経過し、多様性とか、人種問題とか、動きが大きくなった。


ブラックライブズマターの動きが無かったら、アメリカのハリス副大統領は誕生しなかっただろうし、最終章もブリジットのパートナーは、白人系だったのではと思う。

色々な動きに配慮したのだろう。

他にもアフリカ系の仕事仲間やベビーシッターが目立つ役で登場していた。

原作もアフリカ系の先生達は、登場したのでしょうか?



日本では、良い感想が少なくない様だけど、

私は、観て良かった。

ブリジットがハッピーになれた事。

大事な友達との関係がずっと続いていた事。


ブリジットの親友達は、数十年を経てもブリジットを大事に思い、ダニエルは、ブリジットと家族同然の付き合いになっていた。

仕事仲間は、ブリジットの復帰を待っていたし、

エマトンプソン演じる婦人科の医師は、ブリジットのセラピストの様だった。

皆がブリジットを大好きでいてくれる事には変わらない。


個人的には、マークダーシーが亡くなったなら、

歳を重ねて落ち着いたダニエルと結ばれて欲しかったけど、、、

ダニエルは、また若い女性に目が行っていた。


日本では、ブリジットがおばあちゃんの様に見えるとか、友達も皆、シワシワとか、そんな事ばかりが前評判になっていた。

ブリジットが歳を重ねたのだから、

出演者が歳を重ね、顔にシワが出来、髪が白くなる。当たり前だ。

ハリウッド俳優達が彼らを演じていたら、皆、顔がパツンパツン。不自然な絵になっていただろう。


イギリス俳優は、顔をいじらない人が多い。

ヒューグラントの白髪や顔の皺も本当に年月を重ねた感とても良かった。


120分、私はほとんど泣きながら観た。

ハッピーエンドで良かった。


最後、過去3作の思い出の写真が織り込まれていた。

ブリジットが顔をくしゃくしゃにする笑顔、最終章でも可愛いかった。


3作目でブリジットが産んだ赤ちゃん👶

誰の子?と言う人がネット上に結構いた様だけれど、マークの子に決まってる。

エンドロールにもしっかり出ていた。

マークに顔も性格までそっくりな男の子に成長していた。



映画館、本編が終わるとさっさと帰る人達がいる。

私は最後まで見届ける。

そこに観衆への感謝や後に続くヒントや本編でははっきりわからなかった事の答えが有ったりもする。

そして最後まで観る事が映画に関わった人達への感謝だ。


DVD買ってまた観たい。

そう、私は今もDVD派。


最後にブリジットの子供達、もう少し大きい設定が良かったかも。

下の女の子には、マークが亡くなった時は、記憶がほとんど無い歳は、可哀想😢