大事なイギリス人との再会後、

仕事の担当がいぎになったり、

イギリスから幼馴染が頻繁にやって来たり、

イギリスへの思いが非常に強いこの数年。

ご先祖様が生まれたイングランド🏴󠁧󠁢󠁥󠁮󠁧󠁿への思いがどんどん深くなる。


フォローしているブロガーさん、

アメリカ生まれながら、アイルランドにルーツの旦那様が、アイルランドの国籍を取られたと書いていらした。その気持ちすごく良くわかる。




母方の祖父は、イングランド出身。

祖母は、日本人。でも、海外に目が向いた家庭で育ち、日本のおばあちゃんと言う印象は無かったのは、海外生活の影響ではなく、持って生まれたものの様に思う。

イングランド人の祖父より何故かイングランド気質みたいなものが有った。

結婚後、何度かのイングランド生活を望んだのは、祖母だったと言う。

それは、イングランドを離れた祖父への思いやりでも有ったし、子供達にイングランドの生活を経験させたかったそうだ。

でも、祖母は生まれる場所を間違えてしまったのではないかと思う。

見た目的にも西洋風の顔立ち、当時にしては背も高く、外国の人に間違えられる事も有ったそうだから、海外に居る方が本人も楽だったのかも知れない。


彼らの時代に海外を行き来するのは、大変だったと思うけれど、いつも2人は、一緒。

楽しかった事を沢山話してくれた。


父方の遠いご先祖様もイングランドからアメリカに移住した人達。

アメリカに渡った後もイングランドの文化を大事にしてイギリス英語を話し、明るいアメリカ人と言うよりは、イングランド気質が強い家系だ。

ただ、父は、サッカーよりは、アメフト🏈が好きだ。


母、日本とイングランドの両親だが、祖母が西洋的な顔立ちのせいか、日本人の容貌ほとんど無く、彼女の口からネイティブな日本語が出てくるのは、初対面の人は必ず驚く。

母は、初対面の人がどんな反応をするのがいまだにワクワクすると言う。ユーモアのセンスは、完全なイギリス人だ。


そんな母に比べたら、私はまだひよっこだ🐣

仕事で頻繁にタクシーに乗ると必ずドライバーさんに日本語上手ですねー アメリカからですかーなどと定番の会話から始まり、素性を説明する。

ドライバーさんに悪意は全く無い。

色々なお客さんと話せるのは楽しいと皆さんおっしゃる。

ただ、タクシーの中で仕事をしたい時もある。

なおざりな反応をしてしまう事も有る。


私はいつも乗った瞬間に日本語話しますよアピールの為に行き先を直ぐに伝える。

それは、母を見て思った。

これは、ドライバーさんに限らず、日本にいる上でのマナーでもある。

日本語を話しなさいよと母から学んだ。


母は、こう言う経験を未だにワクワクすると思える感覚を持っているとは、尊敬する。

母は、日本語話しますアピールが本当に上手い。

そしてその場限りの人との会話も楽しんでいる。

時々思う。この人のポジティブ脳回路は、どこかの研究機関で研究すべきではないか?


さらに母を上回る祖母のポジティブ脳回路。

いくら海外に目が向いた家庭に育とうと、戦争を経験して辛い時代を生き抜いた世代。

あそこまでポジティブに生きられたのは、何が違ったのだろうか。

そんな話しを聞きたいと思っている間に2年前に祖母は亡くなった。その亡くなりっぷりも素晴らしかった。


今回、久しぶりにスコットランドにいる親戚を訪ねた。いつも大歓迎してくれる一族。

1人のおじいちゃん。彼は、私をいつも名前ではなく、henと呼ぶ。雌鶏。

これ、女性蔑視でも何でもなくて親しみを込めた言い方。

小さい頃は、lassie、girlの意味。

イングランドだと女性をbirdと言う人いますね。

イギリスは、鳥好き?😄

この家族は、ずーっと前、ご先祖様の1人がスコットランドで結婚した家族の子孫。

今も繋がっていられる事に感謝。