随分前のお話し。
日本で大学生の時、ゴルフを真剣に練習していた。
友人と行ったある雨の寒い日の練習場。
駐車場に一般人が乗りそうに無い黒い大きなベンツが沢山。
まさか、怖い方々?やめる?
いや、せっかく来たのだからー
中はガラガラだったし、反○風の人も居なかった。
一番奥に10人くらいの男性達。
男性の1人、単髪に黒いタートルネックにズボン。似合う!
スイングがとても綺麗でお上手。
ふと気が付いた。
ラッシャー板前さんだった。
ファンでは無いが、浮かれる私達。
練習場の一帯では、有名人を良く見かける。
しばらくして男性達が引き上げて行く。
その時やっと気が付いた。
中心にいたのは、たけしさんだった!
たけしさんを囲む様に私達の目の前を通り過ぎようとした。
私は友達にサインでも貰えとたけしさんの目の前に突き出され、咄嗟にビートさんですか?なんて間抜けな事を言ってしまった。たけしさんは、小さな声でハイと言って去って行った。
テレビとは大違いなシャイな印象だった。
駐車場にあった沢山のベンツは、たけしさん御一行だったのだ。
たけしさん、テレビでは、顔が大きく見えるけれど、体は小柄、顔もえ!と思うくらいかなり小さかった。テレビは何割か大きく見えると言うのは、本当だ。
小泉今日子さんを間近にお見かけした事が有るが、私の知り得る海外も含めて出会った中で顔の小ささは、彼女が最小。
ただ、こういう話題、日本だから許される。海外で容姿の話しは、年齢と共にかなりタブー。
私、海外にいると良くある平凡な鼻の高さ。日本では、鼻が高くて良いなーと言われる。海外なら、逆に鼻が高すぎる、大きすぎる、髪が細すぎる、肌が白すぎるなど、悩む事も多いから、触れない事が多い。その逆に着ている物をやたらとほめられる事が多い。実際には、何とも思ってなかったりするのだが、
日本では、太った?やせた?と人に言う事が有る。これは良い事かもしれない。
アメリカみたいに巨漢になっても、痩せたら?もなかなか言ってくれないと気にせず更に太って行く。生死に関わる様な時は、周りが強く言ってあげるべきではないか?痩せ過ぎも同様。
我が家は違う。アメリカにいる祖父母や親戚は、私が痩せ過ぎだと心配する。
いやいや、運動もして筋肉💪もりもりだし骨も太い。決して痩せては無い。
きちんと食べているのかと心配される。
今回の滞在でも親戚達にもっと食べなさいと食事の度に言われている。子供扱いだ。
もし、コロナ禍中に私の姿を見ていたら、どうしたのそんなに太って!!痩せなさい!と皆が言っただろう。
はい、リモートワークで6キロ、7キロ増えましたが、巨漢になる前に体重落としました👍
ネットから借りた写真。
アメリカにいる巨漢の方々。
この方達は、まだ可愛い。
何故なら、自力で歩けている。
でも、日本ではなかなか見かけないサイズ感。日本では、洋服を買うのも大変だろう。
一時期、研究で所属していたアメリカの大学。近くにその大学病院が有った。
病的に太った人達が集中的に痩せるコースがあるので巨漢の人達をよく見かけた。
痩せに来ているのにマクドナルドにこっそり食べに来ているのを見ると脳にも治療が必要だとわかる。
何とか歩けるけど、専用の乗り物の乗り降りも苦痛らしく、ドライブスルー利用。受け取るそばで食べていた。
仕事も休んだり辞めて、大金払って痩せに来ているはしざか、何て事だろう。せっかく痩せてもまた戻って来る人達もいるらしい。高額治療費を払えるのは、羨ましい話だ。
大陸の方々の肥満は、皮下脂肪太りが多いのだそう。
日本人は、内臓に脂肪がつきやすいらしい。これは、見た目にはわからないから気をつけたい。
日本でも肥満の方は増えたけれど、アメリカの比では無い。
アメリカにいるとあんな風にならない様にしようと言う戒めになる。
普通の会話で容姿に触れない欧米ではあるけれど、容姿を理由に酷いいじめは存在する。この違いは、何だろうと思う。
