今更ですが2023年の東京1789の観劇記録です
昨年、実家に3年ぶりに戻った時
「母がまた宝塚を見に劇場まで行きたいなぁ・・・そろそろ東京行けるかしら?」と
ぽそっと呟いた
地方に住む母は、コロナ禍になってから劇場にもこれず、ずっとライブビューイングを楽しんでいたのだけれどやっぱり劇場に行きたいという気持ちはあるみたい。
ミュージカルも大好きな母に1789はぜひ見せてあげたい!礼真琴の1789を生で見せてあげたい!
と一念発起した私は友の会の抽選をがんばってみた。
友人にも協力してもらい、他の貸切公演も入れられるだけの抽選をエントリーしてもらった。
友の会の抽選日のこと
・・・な、なんと一次で当選!嘘でしょ??・・・それも神の通路席
早くお母さんに伝えてあげなよと友達に言われるも「ショックで召されたらどうしよう」とかわけのわからないことを言ってしまう私。
母にチケット当たったけれど、来るよね?と確認取ると、2つ返事でOK
待ちに待った観劇日がいよいよ近づいてきた頃、まさかの東京公演が中止。
ギリギリまでわからない、そうだ、諦めないで!(と真矢みきさんも言っておる)
結局母の観劇日に公演は再開できることになったものの、星組としては30年ぶりのトップ代役公演
トップさん代役のことを伝えたところ、さっそくありちゃんを調べていた模様・・・
(あの・・・母、月組さん、みてましたよね・・・?)
そして観劇日当日。
早朝から帝国ホテルで待ち合わせ。お土産を買いたいらしい。
さっそくクッキーやら箱菓子をかごに詰めて行く母。既に観劇前に手がいっぱい
開場したばかりの劇場のロッカーにお土産を預けてさっそくご入場。とってもうきうきしてて嬉しそう。
劇場内に早く入ったのはいいんだけれど、4Fの売店でも色々お土産をかっていく母・・・あの、またお荷物が。
劇場内の席に座った母はきょろきょろ。生徒さんの通る通路席をあげたので、非常にご満悦そう。
客席降りもとっても楽しんでいたようで、お芝居の方も満喫して久々の宝塚劇場の観劇に感激した様子だった。
終演後は劇場近くのカフェでランチをしたのだけれど、家から持参してきたル・サンクをパラパラみながら(フィナーレの男の写真を見ながら舞台を思い出していたようで)
「玲央様ってこうしてみると、いい男よね」というので、
「こうしてみなくてもいい男です」と言っておきました。
いつもおヒゲとかちょんまげのイメージだからしゅっとしたいい男だって気づかなかったとのこと。
まあ、その後も劇場の興奮冷めやらぬ様子で、キャトルレーブに連れていくと、ここでもなにかキティちゃんのグッズを買っていた母。
せっかく公演のチケットをプレゼントしたのに、チケット代以上にお金を使っているのであ~ぁと思ったのですが今までの鬱憤ばらしだよね?と思っていたところ、母が
「お土産いれるためにこれ持ってきたの!」と2021年の花組全国ツアー(哀しみのコルドバ)の公演バッグを取り出してきたときにはあきれたというか・・・結構見てたんじゃん・・苦笑
帰りに東京駅まで送っていくと、「またムラに行きたいわぁ。ね、また連れてって♪」と謎の催促の言葉だけ残して踵を返し改札内に消えていくのでした。