3月31日に記そうとした記事ですが、突然の高熱を出し倒れておりました。

ラスベガスで開かれたお茶の博覧会での中国茶ブースの様子だそうです。
人民網日文版の記事。
http://j.peopledaily.com.cn/2006/03/30/jp20060330_58606.html

どんな規模の催し物なのか、一度覗いてみたい気がします。

でも、着実に中国茶が世界的に流通し始めています。
おフランスでも、イギリスでも紅茶を押しのけて、緑茶がブームとなりつつ
あるようです。

気が付けば、日本が中国茶後進国となっていたりして。
先日の師匠が上海にて手に入れてきたお茶には考えさせられるものが
沢山あります。

面白いのが「大紅袍老茶」といういわゆる陳年もの。

15年だとか20年経っていると言われているが、真偽のほどは定かでは
ありません。

ただ、焙煎をして、臭みをとるという作業をしているためか、武夷岩茶
特のパンチの効いた味ではなく、

「まろやか」

という表現が似合うお茶になっている。

武夷岩茶の特徴が失われていると、武夷岩茶好きには物足りないお茶
かもしれない。

でも、武夷岩茶のパンチ力に打ちのめされるという人には、武夷岩茶
雰囲気を楽しめるのかも知れない。

このお茶を分けて下さった茶商曰く、

新茶と老茶をブレンドしてどちらも楽しむのが北京流なんだ」

とか。

大紅袍の老茶を初めて知った私にとって、そんなに楽しめるほど北京に
大紅袍の老茶が浸透しているのかぁ?

といった具合に、茶商の言葉を信じられない自分がいるのでした。
私と同様に中国茶について勉強をしている方は多いと思う。

今日、久々に怒りの臨界点を超えてしまい、あきれさせてくれる出来事
が起こったのでした。

簡単に言えば、約束を破ったというだけ。

でも、破り方がひどすぎる。

その約束に対して、どれだけの人が時間を割き、準備をし、心を遣って
きたか。個人で事業をしている人ならそれぐらいのことは簡単に理解で
きるはずなのに。

この人は、何が目的で中国茶を勉強しているのだろうか。
しかも、人に伝えるための内容を勉強しているはずなのに。

あんな人が淹れるお茶を飲んでも、誰も感動しないと思う。


というのも、私が尊敬する店長さんが言っていました。

「不思議とお茶にその人の性格があらわれるんですよね。
だから、性格がよろしくない人がお茶を淹れると、みんな残すんです。
どんな良い茶葉を使っても。」

感情の起伏が激しい私の淹れるお茶は一体どんな味がするのでしょうか。

お茶には精神修行も必要なのです。
広西チワン族自治区で茶摘みが始まったそうです。人民網日文版

連日の降雨と気温上昇により、例年より5日早いとか。

この早いことが、作柄にどのような影響を与えるのでしょうか。


良い方へ転ぶことを祈っています。
私の尊敬するY氏がやってきた。

先日よりこのブログに登場する大仏龍井の新茶を賞味しようかという時のことです。

まず茶葉を見て、香りを嗅ぎ、手で触り、今度は軸の部分など細部まで観察し、茶葉をがじがじと噛む

こういった作業をささっと行い

「若すぎますね、茶葉の摘み方もよくないし、芽の部分も・・・。」

と飲むまでもなく結論を下されたのでした。

結局、お茶は飲まず。飲まなくても想像できるということのようです。

やはり、茶葉を如何に沢山、そして目的や鑑定するポイントを抑えて見るか見ないかでは経験値に大きく跳ね返って来るということを実感させて頂きました。

この師匠には月末にお会いします。

どのようなポイントで茶葉を見るのか、じっくり聞きたいと思います。
一昨日から今日に掛けて、久しぶりに浴びるほどお茶を飲んでいます。

今日も岡山で茶館をされている方と商談を兼ねて師匠の話を美味しい
お茶を飲みながらやっていました。

大紅袍龍井東方美人烏崠群体香鉄観音夜来香茉莉花茶
プーアル茶工芸茶丹桂石乳香奇莱山春雪茶凍頂烏龍・・・。

お茶漬けですね。

おかげさまで、商談もうまくいき、満足してお茶をお持ち帰り頂いたと
勝手に決めつけております。

お気に召したのが烏崠群体香

烏崠山でとれるお茶の集合体というかブレンドみたいなものでしょうか。
ネーミングから想像するしか出来ないので、スイマセン。

群体香と検索すると「鳳凰群体香」なんてものもあるようですから、その
地域周辺のお茶のどれかという意味か、寄せ集め、よく言えばいいお
茶だけを厳選してブレンドしたお茶という意味でしょう。

ですから、単欉茶であって、単欉茶でないお茶です。

書いている私が訳が分からなくなってきました。

でも、本当にあまーい香りのする広東烏龍です。

詳しいことをご存知の方は、コメントを寄せて頂ければ幸いです。m( _ _ )m




最近ようやく、お茶の販売についても自信を持つようになってきましたね。

やはり師匠の仕入能力が長けている。

その一言に尽きると思います。


お茶の仕入で困っている方、ご一報下さい。

といっても、このブログでは商売っ気を出さないことをモットーとしています
から、

「こいつかも?」

と思う奴にテキトーに声を掛けてみて下さい。

ヒットした場合は、良い仕事させて頂けると思いますよ、



うちの茶葉たちがね。
アントニオ猪木を想像した方は、私と感性が合う方かも知れません。


・・・。



さて、師匠が上海より持ち帰ったお茶の中に龍井茶の新茶がありました。

大仏龍井といわれる新昌でとれる緑茶です。

通常なら、西湖龍井の半額ぐらいのこのお茶も、新茶プレミアムといいま
すか、ご祝儀相場のお陰で、獅峰龍井クラスの値段となっていたようです。

つまりは3倍。


我が師匠は、市場で周囲の茶商仲間たちの

「騙されるな。」
「良い茶葉じゃないよ、分かってるだろ。」

という雑音にめげず、私のようなよちよち歩きの弟子にこの違いを知ってお
けというために、高い龍井を購入してきた。

大仏クラスでこの芳ばしい香り!

梅家塢龍井獅峰龍井クラスの新茶はどのくらいの香りなのか。
待ち遠しい限りです。


まぁ、許せないのが上海の茶商。

龍井の新茶としか言っていませんので、責めることははばかりますが、相
手が気づくまで大仏龍井と打ち明けないし、値段も下げないという素晴ら
しき商魂。

だませない相手と気づけば半額まで一気に下がったそうです。

師匠と茶商との戦いは、壮絶なものだったようです。

その模様は、弟子の心に深く刻まれました。

私たち消費者のさらなるレベルアップが求められていると実感させられた
師匠の体験談でした。

いづれにせよ、春の風が我が体内に吹いたことだけは確かです。

春はすぐそこですよ。
私の師匠が、本日帰国されました。

手には、見たことも聞いたこともないお茶が数種類。

台湾の奇莱山の春雪というお茶や烏崠山の変わった単欉茶

そして、大紅袍の陳年もの。15年ものだそうな。
焙煎を繰り返し、臭みをとりつつも保管されたという代物。

そして、新昌というところで採れた新茶の龍井

どれもが初めてのお茶です。

ざっと数えたところ、100種類以上のお茶を飲んでいる私でございますが、
まだまだゴールは見えてきそうにもありません。

というか、スタートさえ切れているかどうか自信が無くなってきました。

でも、生涯掛けて新しいお茶と出会えるというワクワク感もありますけどね。
今日、友人が訪ねてきた。

今週末からチベットのラサに友達と二人で行くという。羨ましい限りです。
この友人は、3年ほどラサの大学に留学していたこともあり、故郷に帰る
そんな心境のようでした。

彼らは途中、四川省の成都で入蔵許可証を取り、チベットに行くことに。

そんな彼らと四川料理の半端じゃない辛さについて盛り上がり、私も含
めみんな辛いのが駄目だと言うことで、彼らの旅を案じたのでした。


さて、私が成都を訪れたときにも飲んだのがジャスミン茶

昔から気になっているのが、何故緑茶の生産地が近い成都でジャスミン
が飲まれているのかという疑問。

そもそもジャスミン茶の発生は、包種茶と同様に香りのないお茶に香り
をつけて売ろうという商売的発想から生まれたもののようです。

昔は北方までお茶を運ぶのに時間がかかりましたから。

一説には北京などの水が悪く、淡い香りのものでは駄目だったから、
ジャスミンの香りのあるお茶が好まれたというお話もあります。

今でこそ、良い茶葉を使うようになってきたのですが、かつては香りを
誤魔化すために生まれた加工茶でした。

でも、成都は茶産地にも近いのに、浸透していることが不思議です。

福建省などは、ジャスミン茶の生産地であるけどあまり飲まれていな
い気がするんです。私が知らないだけなのでしょうか。

それに一度私どもの元に四川省出身の中国茶文化を研究されてい
る方が来て、福建産のジャスミンを飲んだとき、

「四川省のジャスミン茶と香りが違う...」

と仰いました。

私たちには気づかない、小さいときから飲み慣れている人にしか気づ
けない小さな差のようです。

当たり前すぎて見過ごしてしまっているジャスミン茶

ひょっとすると、料理が辛すぎて、淡い緑茶では物足りないからなのか
も知れません。


時間があれば、深く調査してみたいお茶の一つです。


私の先生は現在上海に滞在中です。

今回、上海の市場では龍井茶の新茶が出ているそうです。
でも、詳しく聞くと大仏龍井に近い産地で作られているものだそうで、
値段も目が飛び出るほど高いそうです。

でも、この大仏龍井

浙江省の杭州にある中国茶文化国際研究会のメンバーに言わせると

「あれは龍井じゃない。製法が違うんだ!」

ということです。

上海へ今から行く人は、値段と味とご自身の味覚とご相談ください。

でも、新茶が出始めてきたのですね。

嬉しい限りです。