新しくうちの工場に入ってきて、今回始めて顔を合わせたメンバーが一人いる。
彼がとっても一生懸命で、見ていてうれしくなり、微笑ましい。
天井のファンの位置を移動したり
(工場に冷房がないので、天井のファンの位置はとても重要)、
電気の配線を変えたり、率先してやってくれる。
今回私たちの工場に入ってから、田舎から家族を呼び寄せて一緒に住んでいるという。
前からいるメンバーも、うちに入ってから家族を呼び寄せて一緒に住んでいる。
こういうことを聞くとやっぱりうれしい。
そしてその新しい彼は、今度のお給料で自転車を買うそうだ。
工場までリキシャで片道20タカ(20円くらい)かかるのでもったいないのと、
自転車でオールドダッカまで工場に必要な買い物に行けるから、というのが理由だ。
「頼むからオールドダッカに自転車で買い物に行くのだけはやめてくれ」と言った。
車でも遠くて暑くて大変だし、ダッカの秩序のまるでない道路を自転車で行くのはとても危険だ。
でもその気持ちがうれしい。
時々どこから聞きつけるのか、特に募集をしていないのに、
今、大きな工場で働いているにもかかわらず、
うちに入りたいと言って来る職人さんがいる。
たぶんうちはバングラデシュで一番小さな工場だと思し、多くのバングラ人にとって、
大きな会社で働くことがひとつのステイタスのようなところがあるのに、
ありがたいことだ。
彼もそんな一人で、一年ほど前に一度会って話をしていた。
その時は採用する余裕がなかったので断ったが、今回声をかけると快く入ってくれた。
うちに入りたいと言ってくれる職人さんをもっと採用できるようにしたいな~と思う。
そのためには販売をもっと頑張らなければいけない。