リフォーム・建築ランキング

 

日曜日ブログ担当の小山です。

 

賃貸アパートのレオパレス21で、建築基準法の規定を満たさないアパートが見つかった問題が最近また話題になっています。最大で約1万4000人の住人が引っ越しを迫られる可能性があるそうです。現段階では33都府県の1324棟で遮音性や耐火性で国の基準に満たないものが見つかり、8日から7782人に三月末までの退去を要請し始めたとのことです。

 

※自社施工物件3万9,085棟のうち1993年から2001年に販売した8つの物件シリーズ1万5283棟の中で調査を終えたものの中で現段階で界壁がないあるいは一部不備場あるものは1万613棟あるらしいです。そして今回その8シリーズ以外のベースとなる図面を点検した結果3つの建築基準法違反が発覚したそうです。

  ①壁内の断熱材で遮音性能を満たしていないもの771棟

  ②外壁が認定外の使用になっていたもの925棟

  ③火事が起きた時に延焼を防ぐための耐火基準を満たしていないもの641棟

 

 この賃貸住宅の出入りが激しい時期にはたして既存の住人の引っ越しはうまくいくのだろうか。オーナーの立場で考えてみると、規定に満たないのであれば修理をしてもらうのは当然としてもやはり再募集をかける際にレオパレスが建てた建物は避けたいと思う方はいらっしゃると思います。空き家の状態が続けば当然家賃は入ってこず、当初の予定よりも賃料を下げざる負えない事態も考えられます。この場合レオパレス側はオーナーに対してどのように対応するつもりなのでしょうか。

 

 かなり昔からネットの世界では面白半分にレオパレスの建物はインターホンを押すと全部屋の住人が出てくるとか、隣の屁の音が聞こえるとか、携帯のボタンを押す音が聞こえるとか冗談なのか過剰に着色しているのかわかりませんが投稿している方たちを見たことがあります。アパートなのである程度の音は伝わりますが、レオパレスに関してはそもそも壁が薄かったり規定に満たなかったりしていたとのことなので、何となくおかしいと気づいていた方たちがいたという事なのかもしれません。

 

 食品偽装にしても、耐震偽証にしてもありとあらゆるものにこの手の偽装の可能性があります。やはり会社に理念がないと自分が良ければ、ばれなければという考えのもと表面的な金額を下げるためにいろいろなものをごまかして、実際に使っている人やお客様が見えなくなってきてしまうのかと思うとすこし怖くなります。消費者の方も金額の安さだけでなく物を見極める目が必要で、度を過ぎた安さは不自然で物には適正な価格というものが存在するという事をいろいろなものが価格競争になっている今、改めて考える必要があるかと思います。

 

 シーエフネッツグループである南青山建築工房は建築会社です。今回のレオパレスの件は無視できない事案です。当社としては価格を無理やり下げるために材料を微妙に間引きするようなことや、人件費を落とすために、職人単価が格安の流れ職人を使ってその場をしのぐようなことなど行いません。ある程度の技術を持つ職人はやはりある程度の対価が必要です。なかなか激安での施工はお届けできませんが、まっとうな職人さんたちのもとで、安全で安心な建物を今後も提供し、オーナーさんや実際にお住まいになっている住人の方たちにご迷惑をかけないような仕事をしていきたいとスタッフ一同強く思っております。


リフォーム・建築ランキング