12月8日、京都駅前から三重県の津駅前へ回送しました。
遠いかなと思いきや、100キロでした。
京都駅前から関西空港へいくのとほぼ同じです。
次が、三重県の南西端、
熊野市の東側の大泊駅近くからおおさかの長居駅前への回送です。
夏の花火の有名な鬼ケ城のすぐそばでした。見たいな。
津駅前から午後3時37分発の新宮行き普通電車に乗りました。
到着は午後7時24分、4時間弱の電車旅行です。
まずは一眠り、午後5時頃に目が覚めると、窓の外は黒一色でした。
ときどき遠くに黄色の街頭が見えるぐらいで、
駅に止まるごとに映画のワンシーンを見ているようでした。
ハザードランプが点滅する車に心温まる思いでした。
大泊駅に着いて振り返ると、闇夜の中、光り輝く電車が闇に向かって走り始めました。
車があるホテルまで夜の散歩、300mほど歩くと先が真っ暗、
スマホのナビで確認すると逆方向、方向音痴の我が恥ずかしい。
まあいいか。
車を引き取り、帰りの道をナビにセットしました。到着地は大阪の「長居駅」「一般優先」。
最初に表示されたのが、国道309号線で、まっすぐ北方向、
いやくねくねと曲り曲りで奈良県の五条市を抜けると、147.5キロでした。
この道は危ないので「お前には無理」、地図を拡大すると納得でした。
指示があったのは、国道42号線を北東へ、23号線を北へ走り、
名阪国道に関インターチェンジから入るルートです。
中継地を「関インターチェンジ」と入れると、
なんと岐阜県の東海北陸自動車道の関インターチェンジが出てきます。
実は電子音痴、「亀山」で入れ直し、適当に選択すると、267.0キロとでした。
100キロ以上遠回り、でも運転の下手な私と車の命に変えることはできませんね。
予想到着時刻では地下鉄が無いので、大阪市西区の自宅に持ち帰り、
納期があるのでゆっくり寝てお昼に納車してください、とお優しいお言葉をいただき、
熟睡し、元気になってから納車しました。
山また山の南紀を太陽と共に走るのは本当に楽しいですが、
無事に終わってみれば、南紀の闇夜もアートだなと思いました。
楽しかった。