2014 カンボジア(プノンペン)フリースクール 愛センター 毎年感じるみんなの成長。  | 自分の人生はナカナカおもしろい(波乱万丈でも Life is good)

自分の人生はナカナカおもしろい(波乱万丈でも Life is good)

無知だと気づかず、出会いの縁とラッキーだけで生きてこれてしまいましたが2015年。カナダで騙され長年働いた職場の就労ビザを失った時に、専門分野のカナダじん元教師との出会いで自分の脳の癖について学び2017年夏に日本帰国して今にいたるつぶやき日記です。


今年もカンボジア・プノンペンにあるフリースクール
愛センター
のみなさんに会いにやって来ました。
 http://aicenter.main.jp/intro.html

朝7時を過ぎると、
子どもたちがやって来だして遊んでいます。

女の子たちがゴム跳びをしていましたが、
大きい子も小さい子もハンディはありません。
しかし、みんなほんとにすごいジャンプ力です。
 

朝8時になると
ラジオ体操で学校がはじまります。

学校は1日2時間。
週に5日間の3校体制です。


6月が新学期になるのですが
先生たちが話し合いで今年の新学期からは3時間になるそうです。
 

カンボジアに来て、
カンボジアの勉強レベルの低さには驚かされますが

カンボジアと言えば
1975年4月~1979年1月までの
3年8ヶ月に及んだポルポト政権による大虐殺

学者や医者、教師や牧師。
教育者はすべてこの時に殺されているんですよね。
もちろん、男だとか女だとか、子どもでさえ関係なく・・・
http://www.cosmos.zaq.jp/t_rex/works/works_8_d.html
http://www.nhk-g.co.jp/program/news_documentary/2009/nd_0037.html

今もまだまだ発展途上国のカンボジア。
プノンペンではほとうに驚くほど英語は通じません。

ここフリースクール愛センターでは
英語も日本語も勉強していますが、
みんなあまり会話はできません。
遊ぶのには言葉は関係ありませんが

教科書があればいいなと、思ったりします。
決まった教科書があるわけでなければ
生徒1人1人に教科書があるわけでもありません。

 

先生たちも毎年、授業スタイルが進化しています。
教え方を工夫しているところがよく見られます。

後はボランティアさんたちのやり方などを見て
生徒たちにいいと思ったことを取り入れたりしてるんでしょうね。

アッ!
カードを使った教え方!

前は使ってませんでしたが
カードを持って行ったり作ったりして
おととし去年と、自分も使ったんですよね。

他の誰かがやったとは思いますが、
ちょっと自分も役に立てたと勝手に思い込んで
1人で喜んでしまったりしてみるのでした
(笑)
 

大学を卒業したばかりのみわさん。
2日ほどボランティアに来ましたが

ボランティア経験もあれば、
語学を教えた経験もあるとのことだったので
英語と日本語の授業をお願いしてみました。

授業では、子どもたちの発音がよくなっていました。
やはり先生って大事だなと実感させられたのでした。
 

そして次の日は
昼休憩にさっそく発音練習です。

カンボジア人の先生は、
こんなにも発音が違うものだと
はじめて知って驚いていました。
 

英語のレベルは低いですが
計算レベルはほんとうに驚くほど高いです。
1年生で3ケタ、4ケタのかけ算をしています。
 

持っていた問題集を見せてもらいましたが
これでは計算レベルが全くあっていません。

ただ、気づいたのですが
日本の算数は計算だけじゃないんですよね。
国が違えば、勉強ものですよね
 

愛センターの学校の教室は、
壁ではしきられてはいますが
ドアはもちろん、窓もありません。

 

休憩時間になると、みんないろんなことして遊びます。
日本の子どもたちもそうですが
カンボジアの子どもたちも来る度に遊びに変わっています。
 

そう言えば、
今年は1年生の子どもたちが英語を勉強していました。

1, 2, 3, 4, 5, ・・・・・
What is your name?
How old are you?
My name is.......

授業のお手伝いをしましたが、
例題に名前があれば、子どもたちの名前を使ってみたり
自分のリアクションがおかしいのか
嬉しいくらい笑ってもらえました。

英語で歌を歌う時は立ってもらい
ちょっと振り付けをしてみるだけで
子どもたちは笑って大きな声で元気に歌を歌ってくれます。

こんなに笑ってくれるなんて想像していなかったので
こちらまで楽しくなってしまいます


授業の終わりにはみんなが
日本のチューリップ。涙そうそう。
そして英語の歌にカンボジアの歌を熱唱してくれました。
何だかジーンと感動させてもらいました

 

愛センターの来て今年で3年目。
たった1、2週間ほどだけですが
みんなの成長に気づかされたりします。

去年はほとんど話せなかった
日本語中級クラス。
今年はストーリーを読み、
本を閉じてクイズに答えられるようになっていました。

生徒の成長に驚かされますが、
先生の成長にも驚かされます。
 

カンボジア・プノンペンにあるフリースクール
愛センターに出会ってたった3年目ですが

みんなに会えば会うほど
接すれば接するほど、
話せば話すほど、
自分の中でいろんな気持ちがわいてきたりします。

そして気づくことも増えれば、
感じることだったり見る視点。
いろんな角度から物事を考えるようなったりしています。

こうなったらいいな。
ああなったらいいな。
そんな気持ちがどんどん生まれてきてしまいます。

学校のレベルは正直まだまだ低いですが
この先もっと先生のレベルも上がり
子どものレベルもあがり、
いつしかレベルの高い学校になって
1人でも多くの子どもがいい仕事につけるようになればいいな。
なんてそんなことを思ったりするのでした。


ふと思いだしましたが、2009年。
自分も
素敵な先生にあって人生が変わったことがありました。

英語が全くできずに仕事でクビだったんですよね。
でも、何とかお願いをして、
英語塾に行く誓約書にサインをしてチャンスをもらったんですよね。


ラッキーなことに英語塾で素敵な先生と出会い
おかげで今でもカナダで仕事ができているんですよね。
http://ameblo.jp/cero-worldwide-friends/entry-10295127044.html
先生との出会いのおかげなんですよね。
出会いってスゴいなって
そう実感させられています。

Children will learn from the Teacher.
Teacher is the future of our Children.

  

カンボジアに来て、
知れば知るほど変わって欲しい
そう願うところがあったりします。

ただ、ここはカンボジア。
日本の発想や文化をおしつけるのではなく
カンボジアの文化もあれば
カンボジアの人たちに共存して
何かをしてあげることが大切だと
聞くことがありますが・・・

正直、

カンボジア人を見ていると
自分は共存しているだけでは変わらない。
そう感じ、思ってしまうんですよね。

それと同時に、
日本で育った自分は労働時間や働く姿。
日本人の頑張ってる姿と
どうしても比べてしまう所もあるんですよね。

こんなことを言っては失礼ですが
現地に来てみると

おい!
もっとガンバレよ。
カンボジア人!
なーんて思ったりするこもあるんですよね。

ここはカンボジアだからしょうがない。
そう言ってたらいつまでたっても変わらないと思うんですよね。

昔は日本だって貧乏だったですよね。
昔の人たちがガンバッてくれたおかげで今がありますよね。
そして今の日本人だって頑張ってますよね。

カンボジアから見たら確かに日本は裕福ですが
何かをしたいと思えば
日本人だってガンバッてるんですよね。

何でもそうですが
ダメだと思えばそこで終わってしまいます。
何もしなければ、動かなければ
何も変わらないんですよね。


チャンスは待ったって
やって来ないんですよね。


カンボジア・プノンペンにある
フリースクール愛センター
いろんな人の支援で運営されている学校だそうですが、
団体に所属していないので
学校運営費がまだまだ不足しているようです。

少しでも多くの人が
愛センターのサイトを
のぞいてみてもらえたらなと思うのでした。
  ↓↓↓↓↓↓↓
http://aicenter.main.jp/goal.html


また、
愛センターの活動のお手伝いが
できたらいいなと思うのでした。

今日も素敵な出会いを
1日を
心から感謝して。




余談ですが、
あるお手伝いをした時のことですが
お手伝いをして帰るさい、
交通費を渡されたことがありました。

支援金ならあっからもってけって、
そう言って1万円ほど。

もちろん、
そんなつもりで行ったわけではないので
お金はその時、他の人にお願いしてお返えししましたが、

募金と言う言葉しか知らなかった自分は、
この時はじめて、支援金と言う言葉を知り、
地位や名誉があるってスゴいよな。
お金があれば、してあげたいと思ったら
いろいろと何かしてあげられるし、
正直、この時ばかりは羨ましく思ったのでした。

困った人がいたり、助けたいなと思っても
自分の生活もあれば、お金のこともあるので
ちょっとのことしかできません。

してあげたい気持ちはあっても
先に自分の生活のことを考えてしまうんですよね。

いろいろ思うことはありますが
小さな1でも
そんな小さな1が集まれば
大きな1につながるので

これからもやれることだけですが
やっていけたらなと思うのでした。

まる。