第15話「氷の女神、シヴァ降臨!」 | 東方自伝録

八雲   LP:3500 手札5枚
フィールド:伏せカード1枚

マッチョ LP:4000 手札1枚
フィールド:『古代の機械巨人』攻撃表示
      伏せカード1枚


 古代の機械巨人(アンティーク・ギアゴーレム)
効果モンスター
星8/地属性/機械族/攻3000/守3000
このカードは特殊召喚できない。
このカードが守備表示モンスターを攻撃した時、
このカードの攻撃力が守備表示モンスターの守備力を超えていれば、
その数値だけ相手ライフに戦闘ダメージを与える。
このカードが攻撃する場合、
相手はダメージステップ終了時まで魔法・罠カードを発動できない。


八雲  「俺は魔法カード『死者蘇生』を発動!」
八雲  「この効果で、俺は墓地から『ブラック・マジシャン』を蘇らせるぜ」
八雲  「蘇れ! 俺の相棒、『ブラック・マジシャン』」


 死者蘇生
通常魔法
自分または相手の墓地からモンスター1体を選択して発動する。
選択したモンスターを自分フィールド上に特殊召喚する。

八雲「そして、俺は手札から『エフェクト・ヴェーラー』を召喚」


 エフェクト・ヴェーラー
効果モンスター・チューナー
星1/光属性/魔法使い族/攻 0/守 0
このカードを手札から墓地へ送り、
相手フィールド上に表側表示で存在する効果モンスター1体を選択して発動する。
選択した相手モンスターの効果をエンドフェイズ時まで無効にする。
この効果は相手のメインフェイズ時のみ発動する事ができる。


伊織「チューナー!? ということは来るぞ!」
八雲「俺はレベル1『エフェクト・ヴェーラー』でレベル7『ブラック・マジシャン』をチューニング!」
八雲「氷に閉ざされし、深遠の女神よ、姿を現せ! シンクロ召喚、『シヴァ』」


シヴァ。ヒンドゥー教の3最高神の一柱。創造神ブラフマー、維持神ヴィシュヌに対して彼女は破壊を司る神であり、その美しき姿からは想像もできないような圧倒的な力を誇る戦乙女なのである。


 シヴァ
シンクロ・効果モンスター
星8/光属性/魔法使い族/攻2000/守2000
???


マッチョ(見たことのないカードですね。八雲君の言葉から察すると、逆転の鍵を握る効果のカードのようですね)
八雲  「そして俺は手札の『千眼の邪教紳』を墓地に送り、装備魔法『閃光の双剣―トライス』を発動。『シヴァ』に装備する。『シヴァ』で『古代の機械巨人』に攻撃!」


 千眼の邪教紳
通常モンスター
星1/闇属性/魔法使い族/攻 0/守 0
人の心を操る邪神。千の邪眼は、人の負の心を見透かし増大させる。


 閃光の双剣―トライス
装備魔法
手札のカード1枚を墓地に送って装備する。
装備モンスターの攻撃力は500ポイントダウンする。
装備モンスターはバトルフェイズ中に2回攻撃する事ができる。


シヴァ 攻2000→1500


「――ダイヤモンド・ダスト――」


伊織  「ちょ、お前!?」
八雲  「ここで『シヴァ』の効果を発動! このカードが攻撃宣言をした時、その攻撃対象のモンスターをダメージ計算前に破壊し、その攻撃力分だけダメージを与えるぜ!」
マッチョ「……!?」


「――アイシクル・タイフーン――」


マッチョ LP:4000→1000


 シヴァ
シンクロ・効果モンスター
星8/光属性/魔法使い族/攻2000/守2000
このカードの攻撃宣言時、このカードと戦闘を行うモンスターをダメージステップ前に破壊し、そのモンスターの攻撃力分だけダメージを与える。


八雲  「『閃光の双剣―トライス』の効果で、『シヴァ』は2回攻撃が可能だぜ! トドメだ。『シヴァ』で直接攻撃!」
マッチョ「……私のカードの発動宣言を無視するのは少し不快に思いますね。速攻魔法『リベンジサクリファイス』発動!」
八雲  「……なん……だと」


 リベンジサクリファイス
速攻魔法(原作オリジナル)
自分フィールド上のモンスターが戦闘で破壊されたときに発動することができる。
戦闘を行った相手モンスター1体をリリースし、そのモンスターをリリースすることでアドバンス召喚できるモンスターを1体手札から特殊召喚する。


マッチョ「八雲君の『シヴァ』をリリースし、手札から『古代の機械工兵』を特殊召喚します」
伊織  (さすがデュエルアカデミアの教師だけはあるな。相手のモンスターを除去し、そして自分の高レベルモンスターをいともたやすく特殊召喚するなんてな……)


 古代の機械工兵(アンティーク・ギアエンジニア)
効果モンスター
星5/地属性/機械族/攻1500/守1500
このカードを対象にする罠カードの効果を無効にし破壊する。
このカードが攻撃する場合、
相手はダメージステップ終了時まで魔法・罠カードを発動できない。
このカードが攻撃したダメージステップ終了時、
相手フィールド上の魔法または罠カード1枚を破壊する。 


八雲  「……このままターンエンドだ」
マッチョ「では私のターンですね。ドロー」
マッチョ「私は魔法カード『天よりの宝札』を発動します。お互いに手札が6枚になるようにカードをドローします」


 天よりの宝札
通常魔法(原作効果)
互いのプレイヤーは手札が6枚になるようにカードを引く。


マッチョ「私は手札から『古代の機械騎士』を召喚します」


 古代の機械騎士(アンティーク・ギアナイト)
デュアルモンスター
星4/地属性/機械族/攻1800/守 500
このカードは墓地またはフィールド上に表側表示で存在する場合、
通常モンスターとして扱う。
フィールド上に表側表示で存在するこのカードを通常召喚扱いとして再度召喚する事で、
このカードは効果モンスター扱いとなり以下の効果を得る。
●このカードが攻撃する場合、
相手はダメージステップ終了時まで魔法・罠カードを発動できない。


マッチョ「このモンスターたちも『古代の機械巨人』と同じように攻撃してからダメージステップ終了時まで魔法・罠カードを発動できなくなる効果をもっています。では、『古代の機械工兵』で八雲君に直接攻撃!」
八雲  「くっ……!」


古代の機械工兵(攻1500)
八雲 LP:3500→2000


マッチョ「『古代の機械工兵』の効果を発動します。このカードが攻撃した後、相手フィールド上の魔法・罠カードを1枚破壊します。八雲君のフィールドの魔法・罠カードゾーンにはカードが1枚、それを破壊します」
八雲  「……」
マッチョ「なるほど。『炸裂装甲』でしたか。残念ながら私のデッキとは相性が悪かったようですね」
八雲  「そうだな」


 炸裂装甲
通常罠
相手モンスターの攻撃宣言時に発動する事ができる。
その攻撃モンスター1体を破壊する。


マッチョ「では続いて『古代の機械騎士』で直接攻撃」
八雲  「ぐっ……!!」


古代の機械騎士(攻1800)
八雲 LP:2000→ 200


マッチョ「ではカードを2枚セットして、ターンエンドです」
八雲  「…………」
マッチョ「もう終わりですか? 正直ここまで戦えるとは思っていませんでしたがそれも――」
八雲  「いや、まだ終わっちゃいないぜ!」
マッチョ「ふむ。では見せてもらいましょうか。貴方とデッキの絆を!」
八雲  「ああ、見せてやるよ! これが俺たちの絆だ!」



~あとがきでござる~


次でこのデュエルは終わる予定。

最近マジで時間がない……。小説書きたいのに……(下手やけど


オリカのコーナー


 シヴァ
シンクロ・効果モンスター
星8/光属性/魔法使い族/攻2000/守2000
このカードの攻撃宣言時、このカードと戦闘を行うモンスターをダメージステップ前に破壊し、そのモンスターの攻撃力分だけダメージを与える。


八雲の切り札的モンスター

FFとかのシヴァを思い浮かべてくれれば幸い。

サイドラに破壊される攻撃力。バランスは問題ないかな?




どうでもいいけど東方好きって言ってんだから、東方の小説書かなきゃいけないなと思った今日この頃。

息抜き程度に書こうかな。