社長からの借入金を減らして、増資する方法

先のブログ記事で触れましたが、
*経営者が会社にお金を貸している場合には、その借入金を資本金に組み込むことができます。
”借入金の現物出資”という方法です。
現物出資とは、固定資産や金銭債券などを出資する、つまり
カネで株を買う(=出資する)
のではなく、モノを出資する
わけです。
借入金の現物出資を行うとこうなります。
会社は、社長から借りているお金(借入金)を返済する必要が無くなる。
その代わりに、社長には株をもってもらう。
社長からみれば、一度、会社から返済を受けたお金で会社の株を買っているのと同じですね。
◎メリットは、財務体質改善
この方法を使うと、
負債(借入金)を減らすと同時に、増資(資本を増やす)ができます。
財務体質が改善されるので、対外的な信用度があがります。
銀行の審査などにも有利とされています。
ただし、オーナー経営者は会社に貸していたお金の返済を受けることができなくなります。
*その分は株式(出資)に代わります。
内部留保が無い、債務超過の会社にオススメの方法です。
先のブログでも触れましたが、
中小企業の場合には、オーナー経営者が多いので、株式の発行や、登記のことなど、比較的、手続きし易いはずです。
とはいえ、実際に検討する場合は、慎重にどうぞ!
以上、”社長からの借入金を減らして、増資する方法”でした。
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