借入金は売上でない話

経営者の方から融資を受けたいから資料作成を
という話があります。
そんな時は、銀行などに提出するための事業計画書を
経営者の方と一緒に作成させていただきます。
そこで、よくあるエピソード
「借入金の返済(元本)は経費になりません」
簿記を学んだ方なら、そんなことは、当たり前だと思うでしょう。
ところが意外と多いのがこの質問です。
「ええっ?お金を返してるのに、経費にならないの?」
例えば、100万円借り入れた場合、これは売上ではないですね。
振り込まれた口座の預金が増える(同時に借入金が発生する)、
つまり財産が100万円増えすが、負債も100万円増えます。
今度は、返済する時です。
元金100万円と、利息5万円を支払ったらどうなるでしょうか?
元本は経費ではありません。
経費となるのは、支払利息部分のみです。
元本返済:100万円(借入金のマイナス)
支払利息:5万円(経費の計上)
支払総額:105万円(普通預金の減少)
今後は、負債が減ると同時に財産も減りました。
利息は経費です。
借入をしても売上ではない
返済しても(元本は)経費ではない
のです。
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制度融資の情報提供、事業計画書など申込書類の作成、
アドバイスなどさせていただきます。(事前にメールなど、いただけるとありがたいです)
ウチは融資しませんよ(笑)
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