６月６日カナダ政策金利５％→４．７５％に利下げ

６月６日ＥＣＢ政策金利４％→３．７５％に利下げ

エヌビディアがついにアップルをぬいて時価総額世界２位になりました。

１位のマイクロソフトも５％ぐらい上昇すれば逆転する模様です。

規模感でいうと上記３社の時価総額合計９兆２０００億ドル（１４３７兆円）となり、東証プライムが９５０兆円ぐらいなのでそれよりも大きいです。

香港市場を除いた中国本土市場（上海、深圳）も上回りました。

中国市場はコロナ後不動産問題などもあり低迷していることもありますが、それにしてもすごい規模です。

６月１０日にエヌビディアが１０分割の株式分割するので、しばらくはボラティリティの高い展開がくるかもしれませんが、元々1株が１８万で買える株が１．８万になるだけなので一時的なことに思えます。

さて株式市場のほうですが日経平均売買代金がもう少し増えてこないとレンジ上抜けは難しそうです。

どのみち日経平均ＥＰＳが現在２３００円台なので２５００円まで上がってくればＰＥＲ１７倍で日経平均４２５００円という計算になるのでＥＰＳ次第という所でしょうか。

けん引は輸出企業になるので世界的に利下げが始まり、日本は利上げ準備中を考えると今後は円高への転換まではいかないまでも円安は止まる可能性が高いので保守的業績予想からの上方修正がくる中間決算期まで株価の大幅上昇は期待しづらいようにも思えます。

夏枯れもあるので、株価は秋までは３７０００円～３９０００円ぐらいのレンジになりそうな感じでしょうか。

保有・注目個別株のあれこれ

今週は保有日本株は期待していたＭＳ＆ＡＤが軟調もあって軟調気味。ＭＳ＆ＡＤは水曜の５％の大幅安で方針変更することにしました。同業の損保と東京海上が３％安なのに下げがひど過ぎました。

理由は利下げ観測による米国債の上昇での利回り悪化が日本長期債に直撃した模様。

一日で債券価格は回復したもののＭＳ＆ＡＤの株価は戻らず。

保有米国株は全部順調でした。エヌビディアとクルーズ船銘柄がメインですが、どちらのセクターも業績好調そうなので、まだしばらくは好調に推移すると予想しています。

ＡＺ－ＣＯＭ　買

やっと正式にＣ＆Ｆロジの敵対的買収から撤退発表。

現在１２００円付近だが、買収発表前の１４００円までは回復すると予想。

業績は元々すこぶるいいので（過去４年から売上、利益ともに2倍になっている）、おちつけばそれ以上の株価も目指せるとは考えています。

ＭＳ＆ＡＤ　一部売

政策保有株売却による一時的な大幅利益増で自社株買いと増配の決算で株価大幅高後、凄まじいペースで信用買い残が増えてきた。

同業の東京海上と比べてもおかしい信用買い残（決算後に信用買い残が2倍以上になっている）から、買い残が減ってこないと上昇は当分厳しいと考え方を変えました。

決定的なのは６月５日の５％安。同業の損保ＨＤと東京海上が３％安の中突出しての下げでした。

配当利回りは４．６％と断トツなので底値は堅そうですが、やはり政策保有株売却による一時的利益より本業利益を重視されるのかと感じました。

信用買い残は下に記載。

全部売るか一部残すかは今後の買い残みて決めることにします。

三井住友トラスト　買

ＭＳ＆ＡＤ売却資金を投入。

配当利回りはＭＳ＆ＡＤには勝てないが本業利益だけならこちらが上回っている。

信託銀行が本丸なのでメガバンクみたいな利益は出しにくいが安定感は高いとみる。

こちらも政策保有株売却が控えているので業績も安泰と見る。

ＭＳ＆ＡＤ　信用取引状況

東京海上　信用取引状況

２４年６月8日 土曜日 株日記