年金は何歳からもらうとお得なのか考えてしまうあなたへ【楽しい終活】

年金は何歳からもらうとお得なのか考えてしまうあなたへ

何歳からって

何歳まで生きるか

わからないからね～

でも計算方法を知っておくと

役立つかもね

【人生を楽しむための終活の専門家】

佐藤真砂子です。

私のプロフィールはこちら

そもそも人って

どのくらいの寿命なんだろう？

今回はメルマガで書いた内容で

反響の高かったものを

ブログにしています。

終活を仕事にしている関係上
毎年厚生労働省から発表される
「平均寿命」「平均余命」を
チェックしています。

そこで
下にここ数年の
平均寿命を載せてみました。

2020年　　男性81.56歳　　女性87.71歳
2021年　　男性81.47歳　　女性87.57歳
2022年　　男性81.05歳　　女性87.09歳
2023年　　男性81.09歳　　女性87.14歳

これを見てみると
2023年に少し戻していますが
ここ数年は
お亡くなりになる人が増え
平均寿命が短くなっていました。

これを見てどう感じましたか？

わたしは
終活の観点から次の２つが
気になりました。

1つは「年金」を受給し始めるタイミング
もう1つはやりたいことをやるための時間です。

そのうち今回は
「年金」について書いてみますね。

⬆️ わたしの年金定期便

ある政治家が
年金の受給は８０歳からで
いいのでは。。。

と発言したみたいですが

上記の平均寿命からして
８０歳からの受給ってどうなの？

って感じですよね。

８０歳からの受給だったら

ほとんどもらわないで

終わってしまいそうだもの。

それはさておき
年金の受給を遅らせて（繰下げ受給）
受給額を増やそうと
考えてる人もいると思います。

また
病気がちだから
65歳前に年金を受給（繰上げ）しようと
考えている人もいるかもしれません。

そこで
平均寿命を見てみると
男性の場合約81歳
女性の場合約87歳

損得で考えることではないけれど
繰上げ繰下げ受給について
簡単に書いておきますね。

繰下げ受給：65歳以降に受取り始めること
　　　　　　現在75歳まで遅らせることが可能
　　　　　　増額率＝0.7%×繰り下げた月数
　　　　　　
　例）

　1年間の繰下げ＝0.7%×12ヶ月＝8.4%の増額
　10年間の繰下げ＝0.7%×12ヶ月×10年＝84%の増額
　
　　　　　　　　　　　　

繰上げ受給：65歳以前に受取り始めること
　　　　　　60歳からの受取りが可能
　　　　　　減額率＝0.4％×繰り上げた月数

　例）

1年間の繰上げ＝0.4%×12ヶ月＝4.8%の減額
　5年間の繰上げ＝0.4%×12ヶ月×5年＝24%の減額

年額200万円の人で計算

（男性の平均寿命81歳で計算）
65歳から受給＝

　　200万円×16年間＝3200万円
70歳から受給＝

　　200万円×42%増額×11年間＝3124万円
75歳から受給＝

　　200万円×84%増額×6年間＝2208万円
60歳から受給＝

　　200万円×24%減額×21年間＝3192万円

どうですか？
平均寿命での計算だと
繰下げ受給のメリットが
まったく感じられませんよね。

平均寿命より
ずっと長生きするのであれば
繰下げ受給もいいのかもしれません。

繰上げ・繰下げ受給を考える場合、
ご自身のの健康状態や
経済状況をみて判断してくださいね。

わたしは