紀宮様ウエディング | 徒然なるままに~ブライダルのあれこれ

紀宮様ウエディング

のり  11月15日、紀宮様と黒田慶樹さんのご結婚式が行われました。

天皇皇后両陛下が出席なさるなど、皇室としても新しい慣例ができた記念すべきご結婚式でした。

小さい頃からテレビでもニュースや皇室特集などで、度々お姿を拝見してきましたが、正直言って、地味な服装やいでたち、控えめなご性格もあって、これまで「美しい」とか「きれい」とか感じたことはありませんでした。若い頃の美智子皇后や雅子様、紀子様の影に隠れていたような紀宮様。

でも、この日は違いました。さすが!!と思う場面が何度もありました。

特に帝国ホテルに到着し、車から降りてホテルに入られる時のお姿は感動するほどでした。

車からのスマートな降り方、ロングドレスをさりげなく自然に着られている姿、涼やかな歩き方

もう、生まれながらにしてお姫様であったことをこの時ほど見せ付けられたことはありませんでした。その辺のモデルや女優がどう逆立ちしたって叶わない品格。叶姉妹なんて目じゃありません。

レッスンをしたとか、そういう問題ではなく、生まれながらの皇族そのもののオーラです。上品です。雅子様や紀子様のような民間から皇室に入られた方とはまた違います。


シンプルなドレスは何といっても素材の輝きを生かしたシルク。遠目で見ても上品な光沢があります。肌触りや裾さばきのシルクだからこそ最高でしょう。

そしてパールのネックレスもさりげない一連のものですが、大きさと色、光沢の揃った上質のものを着けられていることが分かります。

一つ一つは決して派手でも華やかでも目立つものでもありませんが、本当に上質なものを選ばれているからこそ、あの気品、上品さが引き立っていると思います。


本当にいいお手本を見せていただいたと思いました。披露宴も質素ではありましたが、本来の婚礼の意味を再確認しました。確かに皇室のまねをしようとする人もいるかもしれません。でもあれはああいうフォーマルな席に慣れている方々だからこそできることでもあり、ハイレベルな知的階級の方々ばかりだからこそできることだと思います。

日本にやヨーロッパの皇室のまね、海外のウエディングのまねをしようとされる方々も多いですが、ご自身も列席者もキチンとした認識をされていないと、せっかくの演出も逆効果になることがあります。

これからも心して務めたいと思いました。


本当に美しく聡明な紀宮様。おめでとうございます。

黒田清子様となられてもきっと素晴らしく上品な、それでいて気さくで活発な奥様、お母様となられることでしょう。お幸せを心からお祈り申し上げます。

でも、スーパーでお買い物をされているお姿を拝見したいと思うのは、私だけでしょうか??