ワールドウォーZ | 小市民の余暇

小市民の余暇

映画とかに関する、個人的見解の発露(=レビュー)

パニック映画を見ると、そこから教訓を探してしまう。隕石衝突、宇宙人の侵略、テロなど。そして、最近目にするのはゾンビ系。このワールドウォーZもそのひとつ。

ブラピが権利を買い、作った映画という事で、ミッションインポッシブル(2以降)のトムクルーズカッコつけ映画みたいな映画かな、と思って見て見ました。結果は、ミッションインポッシブル程ではないカッコつけ映画というところかな。

元国連調査員であったため、幸運にも避難船に乗る事ができた主人公一家。家族乗船を条件にウイルス学者(?)の調査に同行する事になる。

原作は知らないが、最後に根本解決まではできず、しかしZ(感染者、ゾンビ的なモノの呼称)に対するある対応手段は見つかるというのは、新鮮味を感じた。実際はよくあるかもしれないが。

最後にzを害虫的に駆除していく様は、いかにもアメリカ的で日本人には違和感がある、少なくとも自分にはある映像だった。
実際に発生したら、もちろんそうするだろうが、かつては人間であったzに対するそのシーンを勝利の始まりとして誇らし気に流す感覚には恐れ入る。