随分大げさなタイトルですが、実はがん患者がお世話に

なることが多いウィッグお話・・・原料である人毛の

調達に変化が起きているそうです。

ウィッグの原料としては、東洋人のヴァージンヘア

(パーマやヘアダイをしていない髪)が最高だそうです。

東洋人の髪は太くてコシが強くストレートで加工しやすい

ヴァージンヘアは傷みが少なく艶もある、からだそうです。

さて「東洋人のヴァージンヘア」の主な調達元は中国。

しかし、経済発展で豊かになり、多くの女性達がパーマや

ヘアダイを楽しむようになり、入手が非常に困難に!!

代わって、今はフィリピン(しかも開発の進んでいない島)や
ミャンマーが供給元として浮上しているのだとか?

ウィッグひとつとってみても、世界情勢と密接に
つながっているのだな~、と妙に感心した次第です。