さて、閑話休題。
三条界隈で4軒のカレーラーメンを食した私は宿の有る新潟駅に舞い戻り一路目的のお店へ…
向かったのは繁華街の反対側、新潟駅南口の“村さ来・新潟本店”です。
なぁ~んだ、チェーン居酒屋じゃん(。・ε・。)
と思う方も多いかと思いますが、こちらの店舗はとにかく外観が素敵。
昔ながらの藁葺き屋根の建物と生い茂る松の風情有る居酒屋さんです。
そしてここのお店限定の新潟名物と言えば…
そうです!!!
“鶏の半身揚げ”です(°∀°)b
余りメジャーにはなっていませんが、元々のブームの火付け役は新潟駅から少し離れた“せきとり”と言う一軒の居酒屋さん。
鶏を真ん中から半身にして、調味液に漬け込み軽く乾燥させて後、粉を付けずに揚げる極めてシンプルな料理です。
唐揚げと違って衣がないので、モッタリとせずにペロリと半身いけてしまいます。
更にカレーテイストの『カレー塩』が振りかけられているのが特徴(°∀°)b
カレーファンにとってはこの上ない一皿な訳です。
本来なら本家の“せきとり”に伺いたかったのですが、三条を出たのが20:00過ぎ…
21:00で早々に店じまいしてしまう“せきとり”には到底間に合いません。
そこで、深夜でも素揚げがいただける所はないだろうかと検索をかけた所、村さ来がヒットした訳です(≧∇≦)
逸る気持ちを抑えつつ靴を脱ぎ座敷のテーブルへ…
すると、壁には大きなポスターで“特性カレー風味 若鶏半身揚げ(800円)”が有るじゃないですか!!
20分強の時間がかかると言うことだったので、生ビールと一緒に早速注文です。
ビールは安定のスーパードライ。
1日歩き廻った身体に浸みわたる美味さです。
お通しのキンピラだけでは物寂しいので、素揚げを待つ間、能登産の“花もずく酢(380円)”をいただきます。
実は能登のもずくは“絹もずく”と呼ばれる天然物(°∀°)b
極細でシルキーな喉越しで非常に美味しくいただけました。
そして待つ事20分…
ビールからハイボールに切り替えたタイミングで“若鶏半身揚げ”の登場です!!
もうね、テーブルに置かれた瞬間からカレー風味良い香りが漂います。
残念ながら、こちらのそれは素揚げでは無く衣がついた唐揚げ(ノ◇≦。)
それでも、ジューシーな鶏の旨味とカレーの風味、そして衣がある事でパリっとした食感が加わりお酒が進みます。
いやいや、目的の素揚げとはちょっと違っていましたが、満足出来ました。
チェーンの居酒屋でこのクオリティなら何の文句も有りません!!
でも、やっぱり次回新潟訪問時には“せきとり”で素揚げを食べたいかなヘ(゚∀゚*)ノ
こうして、一日中食べていたら新潟の夜は終わりを告げるのでした。
【満足度】★★★★☆
【コスパ】★★★★★
【接客】★★★☆☆
【ボリューム】★★★★☆
《店舗データ》
新潟県新潟市中央区南笹口1-2-19
TEL 025(245)7854