久々の再開ですが“隅田川に架かる橋”の第6弾!!

今回は永代橋 から東京湾に向けて分岐する隅田川本流側に掛かる“中央大橋”です。

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中央区新川と佃を結ぶこの橋は、隅田川に架かる橋の中でも2番目に新しい橋になります。

陸の孤島・月島(石川島)に行くには無くてはならない橋なのは言うまでも有りません。

春になると月島側の散歩道には桜が咲き乱れ、お花見も楽しめます。

実は平成元年に隅田川とフランスのセーヌ川は友好河川として提携している事もあり、フランスのデザイン会社が設計をした橋として当時は話題になりました。

が、同じ時期にレインボーブリッジが竣工した事もあり、話題をさらわれた悲しい橋でもあります。

独特の白い支柱は現代的で、月島の高層マンション群に溶け込んでいます。

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月島側に向う風景を見る限り、下町感はゼロ!

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まるで都心に架かっている橋の様な印象を受けます。

橋の中央には竣工当時のパリ市長から送られた“メッセンジャー”と名付けられた彫刻が隅田川を行き来する船達を見守っています。

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彫刻の説明によれば“オシップ・ザッキン”と言う彫刻家の作品で、パリの万国博覧会にも出品された作品の様です。

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この彫刻のお返しとして、日本側からはパリ市に屋形船がプレゼントされたそうです。

川や橋を切欠に日仏の友好があるなんて知りませんでした!!

ヨーロッパ好きの私としては、こう言う橋があるのは嬉しいですね(°∀°)b

歴史の浅い橋ではありますが、色々と逸話がある橋でした。


橋DATA~
●橋長 210.7m
●工事期間 平成5年26日竣工
●工事費 ?万円