Gentle Giant のアウトテイク集を2つ。

兜部屋 ~別館~   70年代ロックに関するヨタ話
まずは 1997 年の2枚組 「Under Construction」(そのブックレット画像、ボックス表面もだいたい同じ)

1st のころのアウトテイクが数曲収録されていますが、あとは、ライヴ音源、デモテイクなど。
ライヴ音源は、あまーり、音は良くないです。

Gentle Giant は、レイ・シャルマンと、ケリー・ミネアが、それぞれ、素案みたいな録音を持ち寄り、
メンバーが肉付けをしていったそうですが、ここで収録されているのは、そういったデモテイクが
ほとんどで、ランスルー(通しでの演奏)のような完成度の高いものは、ごくわずかです。

で、Sample Archive という9分くらいのトラックが、、、、
とある曲のギターパートだけとか、いろんな断片が次々と。
これ聴いて、どーすんだ、という曲 (?) です。



兜部屋 ~別館~   70年代ロックに関するヨタ話
もひとつ、2004年の 「Scraping The Barrel」、4枚組です。
ジャケ画像は 2nd 「Acquiring The Taste」 で、当初使う予定だったものだそうです。
内容は 「Under Construction」 をパワーアップしたような内容です。

Disc 1, 2 はデモ&リハーサル音源で、2枚で58トラック2時間半!!
あんまり音が良くないトラックもあります。
Disc 3 はメンバーのソロ活動。 ケリーミネアが Civilian(最終作) の次作のために作ったデモ音源も入っています。
ちゃんと曲としての体裁ができているトラックが多いです。

Disc 4 は CDROM で、音源、動画、画像、と、満載です。
まず、音源は、ライヴやデモ音源のほか、いろーんな断片の mp3 で、全部で8時間以上!
  買ってから、1回だけ聴きました。 Free Hand のリード楽器とボーカル抜きのバッキングとか、
  音の良いものもありますが、ほとんどは残骸、、、
で、動画は、ケリー・ミネアの 2000年のものが少し、ヒップホップ版 「Wreck」とか。
  あとは、ジョン・ウェザーズが天気予報をする 「The Weathers Report」 が15編。
  さすが、モンティ・パイソンの国、ゴミバコに入ったり、段ボールかぶったりしています。
最後に、画像は、当時のいろんな写真だけでなく、手書きの譜面や歌詞、ツアーパンフレットのほか、
  「Scraping The Barrel」付属の32頁ブックレットの PDF とか、、、



すごいんだけど、あまり聴くことのない、アウトテイク集2組でした。


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「Scraping The Barrel」 Disc 3 から Shout (というグループ)の、「Running Away」(デモ)。
Disc 4 から 「Just The Same」 の手拍子。 4秒のトラック。 クイズにもならん~

Shout は Gentle Giant 解散後、ゲイリー・グリーンと、レイ・シャルマンが結成したグループで、
ケリー・ミネアも、ちょこっと参加していたようです。

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