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人気≠本物

人が集まり人気がある物が

全て本当に良い物(本物)では無い


なんて事は僕が言わなくても理解出来る事。

ただし人生の全てを”本物”で囲むのは

時間も資金もかかりすぎて

現代の世の中では、相当余裕があるか

逆に自由自足生活までしているような人たちだと思う。


まぁなにが本物か?の定義も人それぞれあるともうけど

これだけは言える。

大量生産できる物は本物は少ない。


エルラボの建築は

大量生産と0から創る物と中間。

どちらかと言えば0から創るよりかな。


それは本物を目指しコストを考慮したらおのずとそんな立ち位置になった。

でもそれは僕がそれが一番だと考えただけで

他を否定する訳ではありません。


人が集まるだけが正義なのかどうなのかって。

そんな話。

某ジャンクフード店だって

安いし美味しいけど人の健康本当に考えたら

それあり得ないって物が入ってるらしい。

さらに昼間の主婦層の為に子供にまで食すように宣伝している。

これが正義かって話なんです。

(??00000万円かけ経営講習してきた方の話なので間違いないでしょうね)


建築も一緒。

過剰なコストをかけさせる奇麗なパンフレットや理屈。

他は悪、自分のあつかっている商材だけが正しいと訴えるそれら。


無視したいですが

住まいや店舗を建築する依頼者様は

色々な検討をして僕らの所に来ますし

逆に本当にエルラボで良いのかいろいろ見て回ってもらいますので

どうしても情報は入ってきますし、無視も出来ません。

お施主様の希望の中には

色々な会社を回ってきた中で聞いたものも含まれる訳で

施主様の希望に自分だけの正義でNOと言うのは

僕らの より良い建築 とは違うので

大手含め他社さんから聞いた

え、そんな事いってんの?

っていうそれらの真意を

エルラボの観点で正しいか間違いかどちらでも無いのか判断しなくてはなりませんので。


はてしなく奥が深い建築の中で

まだ僕の考える完成型は遠い。

自信があったのは初めて2~3年ぐらいの時でしょうか。

その時のブログが実はまだ残っているのですが

恥ずかしい事極まりない。

何回も言いますが建築はもっともっと奥が深く

知れば知るほど正解が無くなって行く。


ただ今出来る最善を尽くして

前に進む事だけは一生やって行きたい。


これだけは言える事は

エルラボの建築は

広域な範囲での施工、また大量生産は出来ないし、しないと思う。


『・…しないと思う』 に僕のゆらぎが感じられますね(笑泣)

企業としては世の中に認めてもらう事で成り立ち

いくらそれが本当に良くても

その時代に合った単価って物もありますし。

いまある建売住宅のような数年もてば良い

とりあえず大地震でも”倒壊しなければ”良いみたいな

100%コスト優先な建築を考えなくてはならない時期もおとずれるんかな?

とちょっと悩んでたりしてます。

(やるとすれば絶対別会社か別事業ですけどね)

和風の建築や宮大工が創りだすような建築は

日本建築の最高峰なんですけどね。

ほんと0から創る建築してみたいなー

家具とか設備も全部0から。

きっと坪100万ぐらいはかかるかな

誰か僕に依頼してください。(コラッ


まぁ何にしても

エルラボまたは僕としては本物を目指す、それに変わりはないのですが。


とても支離滅裂ですみません。

今回のブログ『人気≠本物』は

そんな悩みの中での

自分自身への問いかけブログですね。あはは


ここまで読んで頂いた方様

お付き合いありがとうございました。

創る情熱

最近なにかをぶれずに

良い物に向かって創るっていう話を聞かなくなった。


否定はしませんが

僕の周りでも

実際はともかく基本的に

”うまく”切り抜けようとしてる人が多いかな。


本当に良い物を世に送りたい、残したい。

そんな話をする人は

物創り大国日本を支えてきた

僕らより上の年代の方々ばかり。


身近にも片手で数えられるぐらいの人は居ますので

まったく居ない訳じゃないだろうし

逆に昔だって人のフンドシで相撲を取る生き方をしている人も居たでしょうから

今・昔と言ってはおかしいですが

なんというか日本の物創りの品格が

失われつつあるような気がしてならない。

残業代だどうだとか交通費がどうだとか。

能力がなければその分やるのは最低限な話。

何かを成しえようと思えば飯や睡眠時間ですら惜しくなるのは僕だけかな。


学力はUPしてるのかもしれないけど

そのぶん『○○バカ』が少なくなった気がするんです。


周りに気ばっか使い戦いもせず

知能だけはあるけど

努力を惜しむ。


たまたま靴下屋さんの会長の話を聞いて

すごく僕は共感を得たのですが

ふと最近の人でここまである意味ストイックにやろうとする人が居るのかなーって。

今世の中に素晴らしい物を提供している方々

僕らの業界だと有名な建築家も結構泥臭くそしてストイックな時代を得て今がある方が多い。

イケメンカリスマ美容師みたいな人は実はほとんどいない。


不都合無い生活って幸せなんだろうけど

人生かけて何かを成し遂げる といった人も減った事実。

便利って、それを利用してる僕が言ってはいけない気もするけど

その便利がある事に感謝や真意を忘れちゃったら逆に不幸だと思う。


スーパーに並ぶ食材

漁師さんが居て初めて成り立ち

肉だって鳥や牛や豚を育て殺生し精肉にしてくれている人が居て初めて成り立つ。

僕もそんな風に思えたのも

30歳を越えてからなんで偉そうな事言えませんけどね。

それまでは肉って言えば 細切れになってたり平たかったり…

牛や豚や鳥の尊い命を戴いているなんて考えもしませんでしたからね。


ともかく

低迷する日本経済の中で

普段は職種がら恰好を気にするけど

下手でもカッコ悪くても

もっともっとハングリーに生きる輩が増えてくれる事を

実は昔から願って居ます。


不都合こそが

永く続く幸せな物が出来上がるんかなー


一度良い思いをしてからの

這い上がる努力は

相当な熱意と努力と客観的視点が必要だと思う


今これを言うのは不謹慎極まりないかもしれませんが

中途半端に何かにしがみついて生きるよりは

0からの出発の方が返って

日本は、いや人類は幸せなのかも知れませんね…

僕らが出来る事

類を見ない大震災で

多くの命が断たれ

悲しみの中、一生懸命笑い生きている姿をTVで拝見し

ただただ感動せずに居られません。


早く肩の荷を下ろし

ゆっくり泣ける時間を創って欲しい。

そう願っております。


個人では義捐金を送りましたが

エルラボとしても

微力ながら義捐金または物資提供する事にしました。


出来れば行政やメディアが取り上げない本当に困っている人に直接お会いしお渡ししたい。

そんな事を考えつつ少し様子をうかがっております。


エルラボとして

この地元で同じ被害にあわないように、微力ながら出来る事を考えております。

東海地震は今後30年間の間に87%の確率で起きると言われております。

そんな事態になったらそれこそ東北の方々の復興が遅れてしまう。

僕らが何が出来るか…

そう考えたら

まずは地元の耐震化を終わらす事がもっとも有効にエルラボが活用できると思い

先日耐震の補助金の講習をし

その他活用できる補助金などを現在検討中です。

基本耐震化ですからリフォームになりますが

そのリフォームプロジェクトを組みました。

この中でも利益の1部を義捐金に回す事にしました。

連休明けには耐震プロジェクトが発足します。


このプロジェクトでは単品工事も請けますが

設備は、原価(送料など含む)で提供します。


広告を出す予定ですが

他と違うところはしいて言えば

地元の材を使用する事と先ほど言った設備は原価で提供する事ぐらいでしょうか。

他は他社と変わりは今のところ無いと思います。


正直利益はとても薄いです。

書類など沢山あり時間もかかります。

しかしエルラボはやります。


自然災害とは言え

多くの悲しみ苦しみを

僕らの努力で少しでも救われる・守れる命があるならば。

答え

久しぶりの更新になりました


東北の震災後すぐの上棟・また見学会から

建物はびくともしませんでしたが

ここでは言いきれないほど様々な事がありました。


それに対して僕なりの答えを

少しずつですが表現してきましたが

最終的な答えを出すために1カ月もかけてしまいました。


初めに答えを言えば


『本物を目指す』


と言う事。

人気のある物を追うのではない。

出来る事をするのではない。

こうしたい、こうあるべきだ という理想を元に

それに立ち向かい共存し戦う。


それが理解出来なければそれは

互いの繁栄はやはり望めない。


それほど、この建築・あるいはエルラボが目指す所は奥が深い。

技術は必要だけど

(その技術だって知れば知るほど、どっかのカタログやWEBに載ってるような簡単に断定出来るものではなく法規に沿ったってそれが100%では無い、宇宙のように奥深い物なんですけど)

やっぱり理想を追っているかどうか。


自分だけが勝ち残りたい、

自分の正義だけを信じ

エルラボを理解できない人は何を話しても基本性能は変わらないと思う。

エルラボはやはり関わる人々の繁栄ありきだ。

仲良しこよしでは皆の繁栄は望めない。

現在は災害の影響で

入らない建材があり

僕らエルラボも含めて苦労している建築業界の方々が多いと思うけど

今後はさらに

建材が高騰し、金利があがり、法規がきびしくなり、施主様の平均収入が減り

新築やリフォームなど”理想の建築が出来る人”が少なくなる一方、

更に

今ある建築会社が低迷する事で建築業界の人々があふれる中で

競争激化が進むと思う。


そんな中自分だけを大事にし、

理想を追わず

自分が出来る範囲で

今だけ何とか…

と決めた事、理想、夢、進むべき道を進まず

相談も無しにその理想から踏み外す人々は

エルラボとは違うと思う。

能力がある無しとは関係が無い。


そんな関連でもめごとがあり

これはスタッフとも話をしたけれど

僕は自分だけが可愛い人、自分の都合だけを押す人間、3者の繁栄が理解できない

そんな内部の人間はやっぱりどうでもいい。

変に理解されるよりほっといた方が良と思う。


まぁ本当のお客さんは別。

お客さんはエルラボという会社を見た目だけではなく

中身も理解して頂いた方がご契約をしてくれるはずだし

足りなければ僕らの説明が足りなかったと反省すべきだし。


エルラボの進む所はそんな甘いものじゃない。


反省すべき点と言えば

自由な発想を大事にしたかったのと、

その人間の本筋を見極める為に少し放置しすぎた事。

それでも遠くからはいつも見て居たからこのような答えになった。


正直落ち込んだりした。

外部との連絡が本当にしたくなくきっと鬱だったと思う時期もあった、

というか今でも精神状態はあまり良くない方だと自分で思うけど

この答えだけは変わらない。


それだけ自由度が高く、夢のある仕事だけど

反面人の一生を左右する責任ある仕事だから。

その責任はもちろん会社にあるんだけど

その責任を取る”心意気”が感じられない輩はエルラボには向いてない。


リーマンショック後厳しい業界になると言われつつ

更に災害以降、もっともっと厳しい業界になると思う。

けど僕はこの理想だけはぶれずに進みたいと思った。


そんな時世の中

100%満足とは行かなかっただろうけど

能力以上に環境、資金、時給、時期…

本気で皆の繁栄を考え配慮した。

こそこそぜずエルラボの繁栄に対して自ら配慮したと言えますか?


繁栄は現状維持では無い。

進化と退化を繰り返す現実の世の中に対応し『前に進む事』



それが僕の答え。


それがエルラボの答え。

内覧会中止のお知らせ

本日行われていた内覧会ですが

皆様もご存じのとおり大規模な地震が起き

住宅を造る会社として

被災された方に失礼という事など

この時点で内覧会を行うのは違うと感じ中止をさせて頂きました。


ご了承のほどよろしくお願いいたします。


また突然の中止で申し訳ありません。


PS

内覧会会場の建物は

地震後細かい検査を行いましたが

亀裂などまったく無く安心しました。


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