診断が付いたことはありませんが、パパ自身は幼い頃、ほぼ間違いなく発達障害のうちADHDだったと思います。


ADHD(注意欠如・多動性障害)なんて言葉は当時ありませんでしたが、

「落ち着きがない」「思ったことを何でも口にしなければ気が済まない」・・・多動性

「やりたいと思ったこと、興味を持ったことはやってみないと気が済まない」・・・衝動性

「計画が立てられず、時間や期限が守れない」「人の話を長時間聞く事ができない」・・・注意欠陥


という、ADHDど真ん中の子供で、壊したガラスや備品は数知れず、周囲の友達や大人にはとても迷惑な子供だったはずで、自分自身も生きづらさを感じていました。


もし現代であれば、即通院を促されるレベルだったはずです。笑


大人になるにつれ対処法を学習することで、問題なく社会生活を送ることができるようになりましたが。。


発達障害とは脳の発達機能の歪みだそうです。

何かを得る代わりに何かを失う。


国立附属小学校では、研究のために当時はまだ学年全体でIQテストをやっていたような時代だったのですが、お受験して入ってくる同級生の中でも私は学年で一番高かったそうなので、よほど脳が偏っていたのでしょう。

(ちなみに、私は小学校時代のIQが最も高く、成長とともに一般平均へ収斂して行った模様です)




なお、発達障害は遺伝する事が多いとのことですが、上の娘も下の息子もおそらくADHDの気があると見ています。特性は全く違いますが。


上の子👧は「注意欠陥タイプ」で、衝動性は全く見られません。多動性はややあります。


小学校の先生から見ると面倒なタイプです。

ただただ集団から一歩遅れて行動して期限が守れなかったり、忘れ物が多かったり、でも内向的で自己主張もない。打っても響かない。

学力テストも良くわからないミスをするため、良い成績を付けづらいでしょう。

「良くできる」と「できる」が半々くらいです。


ワーキングメモリ増強のために通っている教室で、全く関係のない二つの言葉の組み合わせ40組(例えば、「ゴリラ-朝日」「新幹線-バナナ」など)を2分で全て覚えて書き出せている様子から見て、記憶力は高そうです。



下の子👦は「衝動・多動タイプ」です。


授業中、手を挙げ続け、リアクションし続け、しゃべり続けています。


私の子供の頃に近いですが、物品の破壊など攻撃的な行動はこれまで一度もなく、

幸いなことに私よりはマイルドで、今はクラスの中心で人気者らしいのですが、


今後、大きくなるにつれ「出る杭は打たれる」可能性は高まりますので、ややこの先が心配です。


快活なので小学校の通知表はほぼ「良くできる」ですが、粘り強さはなく、家庭学習も嫌がるため、中学受験向きでは無い気がします。


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これらは私からの遺伝であることは明白で申し訳なく思うとともに、定型発達の妻には理解できないことも多いと思うので、私がよき理解者になってあげなければいけないはずなんですよね。


中学受験に伴走していると、ついついそれを忘れてしまうので、良く無いなあ、と。