「真心が届く」( 2019 tvN )をお題にしております。
(左)スキャンダルに巻き込まれ人気を失った女優オ・ユンソ = ジンシム(ユ・インナ)と、
(右)弁護士事務所オルウェイズ所属、有能だが超がつく堅物のクォン・ジョンロク弁護士(イ・ドンウク)が織りなす、ベタ過ぎるほどベタなロマンチック・コメディ。
ドラマの題名「真心(ジンシム)が届く」が、ユンソの本名「ジンシム」に掛かっています。
記事タイトルは、ユンソが復活を目指す劇中ドラマ「愛は傷付く法律だ」から取りました。
ユ・インナとイ・ドンウクといえば、何といっても「トッケビ」( 2016-17 tvN )のサニーと死神。
なのでつい、「トッケビ」つながりを探してしまいます。
まあ、そうした見方がどうかという考えもありますが。
けれども、「トッケビ」と重なるキャストが他にも。
「トッケビ」では幽霊役のパク・ギョンヘが、
「真心が届く」ではオルウェイズの同僚、タン・ムニ弁護士役。
カフェオーナーに騙されていた事に気付き、店を飛び出すムニを、
同僚のチェ・ユンヒョク弁護士(シム・ヒョンタク)が慰めます。
この後ムニが絶対、花壇にうずくまると思ったんだけどなあ(笑)
何故なら此処は、「トッケビ」で幽霊たちが集まる「感古堂キル(かむごだんきる)」
感古堂キルの「 57th Café 」前です。
(カカオマップから画像を借用)
このカフェは「トゥー・カップス」( 2017-18 MBC )にも登場。
住所; ソウル 鍾路区栗谷路 3 通 17 (ちょんのく ゆるごくろ 3 きる 17 )
地下鉄 3 号線、安国(あんぐく)駅近く
追記;「トッケビ」幽霊役の完全リストがこちら
重複する主演者が、もうひとり。
「トッケビ」でウンタクの担任教師役キム・ナンヒ。
「真心が届く」では、娘の友人を警察に突き出す母親役。
この方は主に舞台で活動しているせいか、ねちっこい喋り方が得意技。
オルウェイズ社員、元刑事のイ・ドゥソプ事務長を演じたパク・チファン。
何処かで見かけたんだけどなあ。
と思っていたら、
先月延々とネタにした映画「 1987 」、「南営洞」のファン・ジョンウン警衛でした。
強面なのに詩人なイ事務長が、ラミネート加工した楓のしおりを眺め、郷愁に浸ります。
これはもう、どう見ても「トッケビ」のキム・シン(コン・ユ)
ジョンロクがユンソ = ジンシムを夕食に誘う、「イマイチなので空いているお店」。
実際は結構有名な「豊作(ぷんにょん)コプチャン」。
住所; ソウル 冠岳区 殷川路 6 通 8 (くぁなくく うんちょんろ 6 きる 8 )
地下鉄 2 号線、奉天(ぽんちょん)駅近く。
ここでユンソ = ジンシムが、「あのポスタの CM に出たの」と言って再現をします。
ところが酒販業者に、「こんな古いポスターいつまで貼ってる」とはがされてしまいます。
ユ・インナは 2011 年頃、実際に清酒「清河」の広告モデルを務めていました。
CM 動画がこちら。
ドラマで市場に貼られていた、別の古いポスタ。
「私たちの体には、私たちの鶏」は、養鶏協会(鶏肉協会?)の標語のようですが、ユ・インナとのつながりは見つかりませんでした。
関わりはまあ、「トッケビ」でチキン店のオーナーだった事でしょうか。
「豊作コプチャン」からふたりが出てくる路地は、全く別の場所。
右手の塀の模様が特徴的。
「トッケビ」で、チ・ウンタク(キム・ゴウン)とサニーが前世の話をするカフェの前。
「白樺物語 (ちゃぢゃんなむいやぎ)」
「感古堂キル(かむこだんきる)」の路地奥にある古民家カフェです。
住所; ソウル 鐘路区 栗谷路 1 通 74-15(ちょんのく ゆるごくろ 1 きる 74-15 )
地下鉄 3 号線、安国駅近く。
うーん、こんな調子で次回につづく、のか?