前回、「お元気ですかー」をネタにしましたが、今回は、そうした方向性は特にありません。

ちょっと目に留まった事、くらいです。

 

 

まずは、

「ラブリー・スタ・ーラブリー (러블리 호러블리 [ラブリー・ホラブリー]) KBS2 2018)」

ラブリーとホラーを掛けたタイトルを、微妙に変える事については… まあいいや。

 

主人公、ユ・フィリップ(パク・シフ)が芸能人なので、お馴染み「シボレー (CHEVROLET)」ベースのカスタムバンで、颯爽と登場します。

キャプチャが面倒だったので、画像は別のドラマから。

 

 

主人公のプライベートや、他の登場人物が主に乗るのが、「ランドローバー (LAND ROVER)」の、「レンジローバー・イヴォーク (Range Rover Evoque)」。

 

そういえば圧倒的な知名度がありながら、ランドローバーほど流転したブランドは、他に例を見ないかも。

ローバー (ROVER) を振り出しに、BL ⇒ bAe ⇒ BMW ⇒ フォード (FORD) と変遷し、現在はジャガー (JAGUAR) と共に、タタ (TATA) の傘下です。

 

そうした流れから、ランドローバーとジャガーは、必ずセットで登場します。

 

ヒロインの援助者、イ・ソンジュン PD (イ・ギグァン)の乗る、「ジャガー・E-Pace」。

 

ジャガー+ランドローバーがスポンサーなので、ここまでは妥当なのですが、

 

 

ヒロイン、オ・ウルスン(ソン・ジヒョ)の車がちょっと変。

スポンサー車ではなく、「ヒュンダイ (HYUNDAI)」の 1t トラック、「ポーター (Porter)」です。

 

ヒロインは無名の脚本家。

本業ではやっていけないため、トラック前面に書かれた「カメさんよろず設備 (거북 만물설비)」という便利屋さんを営んでいます。

なので何処にでも、仕事用の 1t トラックで乗り付けます。

 

設定には似合う選択ですが、ヒロインがスポンサー車から外れるのは珍しいと思います。

 

 

そういえば、ドラマ内ドラマの撮影場所に見覚えが。

 

仁川旧市街、仁川市中区役所(旧;仁川府庁舎)前の通りです。

 

出掛けた事のある場所って、見当が付きやすいものです。

仁川旧市街を訪れた時の様子は、こちらから。

 

そういえばこのドラマ、他のシーンも仁川市内での撮影が多い印象です。

 

 

 

次のドラマは、「ゴハン行こうよ 3 (식샤를 합시다 3) tvN 2018」
 
主人公、ク・デヨン(ユン・ドゥジュン)が乗る、韓国ドラマでは常連と言えそうな、韓国 GM の「シボレー・マリブ (CHEVROLET Malibu)」。

 

間接的な後輩、ソン・ウソン(アン・ウヨン)はもう少し大型の、「シボレー・インパラ (Impala)」。

 

この 2台、日常では見かけない事もあり、ものすごく細かく観察しないと違いがよく分かりません。まあ、世界戦略車としては優れ物なのかもしれませんが。

 

 

個人的にはインパラと聞くと、未だにド派手なテールフィンとかを連想してしまいます。

何しろトミカより前、マッチボックス *1 で育った世代なもので(^^ゞ

*1 マッチボックス (MATCHBOX); 英国レズニー社(LESNEY)が、1953年に販売を開始した廉価版ミニチュアカーシリーズ。1960年代半ばに日本に輸入され広く普及したが、ラインナップは当然「外車」のみだった。

 

余計な事ですが、「米国 GM (GENERAL MOTORS)」は、いすゞ、スズキ、トヨタ、富士重工(スバル)といった自動車メーカーと提携し、度々日本進出を試みてきました。

しかし、どの取り組みも、あまり成功したようには見えません。

 

ここで文化論を持ち出しても良いのですが、実のところ、マッチボックスの作ったイメージを覆せなかっただけ?なんて思ったりします。

 

何故なら、上の’59年型インパラなんて、マッチボックスの外車イメージそのもの。
マリブという名前も、難しい Chevrolet の綴りだって、みんなマッチボックスで覚えました。
 
 

「ゴハン行こうよ 3」のもう一台。2004年、大学時代の回想シーン。
デヨンの友人、キム・ジンソク(ビョンホン)の車は、「スズキ・アルト (SUZUKI Alto)」ではなく、

 

スズキ・アルト[CL]をベースとする、「デウ・ティコ(DAEWOO Tico)」。
韓国 GM の前身にあたる「デウ(大宇 DAEWOO)」が、1991年にライセンス生産を開始しました。
 
デウ・ティコの誕生を巡っては、アジア圏進出を目論む米国 GM と、デウ、スズキとの関係が複雑に作用していました。
 
そうした様々な思惑の結果、デウは韓国 GM として再編され、スズキはやがて米国 GM との関係を解消するに至ります。
柄にも無く、栄枯盛衰は世の習い、なんて呟いてみたくなります。

 

 

 

さてと、「ゴハン行こうよ」シリーズは、食事シーンを中心に据えたお話なので、劇中に様々な料理が登場します。

 

例えば、天ぷらうどん。ちょっと駅構内風?

 

鰊そば。身欠き鰊に関するあれこれが、一緒に出てきました。

 

 

そして、河豚の薄造り。最近では、近畿圏の「てっさ」という呼び方も全国区でしょうか。

 

 

ソウルの地下鉄で見かけた、河豚料理専門店の広告。

 

などなど。

微妙なラインを並べてしまいましたが、彼我論争に深入りする意図はありません……

 

まあ本当に、色々とあります(^^ゞ

 

 

 

おまけ。

 

「空から降る一億の星 (하늘에서 내리는 일억개의 별) tvN 2018」でも、主人公キム・ムヨン(ソ・イングク)が、ヒュンダイ・ポーターのパネルトラックに乗っていました。

但しこれは、勤務先の車両という設定でした。

 

タイトルからお気付きの方も居ると思いますが、日本の同名作「空から降る一億の星 フジ 2002」が原作です。

最近は、こうした事でもつい余計な事を言いそうに… (以下略)

 

そういえばこのドラマも、仁川での撮影が多い印象です。

ちょっと古い佇まいの街並みが、それだけ残っているという事なのでしょう。

 

 

ロケ地とは関係ありませんが、東仁川駅の商店街。1970年頃の建築でしょうか。