みんな大好きバンコク とりわけ男たちが好きなパタヤ とりわけ女性たちが好きなチェンマイ 女が行くところには男が後からついて来ますが 風俗系が弱いチェンマイのどこがいいのかと疑問を持つ男たち チェンマイの良さがうまく説明できずもんもんとする女性たち 答えは簡単 文化がぜんぜん違いますのでそもそも比較するのが間違っています
ランナータイ王国がタイに編入されたのは今から100年に満ちません よくランナー700年と言ってるのはそういうことです 今年はランナー729年です
さてさてそんなことはさておき タイマッサージはタイの文部省や厚生省にマウントされていて チェンマイ式タイマッサージもタイ伝統医学の理論で説明を強いられています でも実はチェンマイはランナー伝統医学で理論が違います タイ伝統医学は四大元素理論 ランナー伝統医学は五大元素理論です
今までもんもんとタイ伝統医学を説明してきた私ですが こっちの方がよっぽど魅力的な理論です ランナーの治療家もタイ伝統医学の勉強をし試験に受かる必要があります
ランナー伝統医学系セラピーとは?
チェット・ヘーク เช็ดแหก(刮莎)
チェットはタイ語拭く「ヘーク」はランナー語でこするという意味です 葉 木 ランセット 枝角 コインなどのを使用して 痛みや不快感を伴う体のさまざまな部分をこすることを意味します 血流を良くし リンパの流れの改善 体組織への酸素を増やし 毛穴を開いて老廃物を体外へ排出 体をよりよく燃焼させます また体のバランスを調整するのにも役立ちます
世代から世代へと受け継がれてきた古代の民間療法士の知恵で ヒーラーはハーブ水 聖水 ソム ポイ水を使用し 呪文を唱えます 首の痛み 頭痛 肩の痛み 腕の痛み 脚・膝の痛みなどの慢性的な痛み めまいや吐き気 不眠症・呼吸器疾患 息切れ 疲れやすさ 月経不順を改善します
木槌マッサージ ตอกเส้น(トークセン)
トゥーク センは 古来よりコミュニティの人々を治療し助けるためのランナー フォーク ヒーラーの知恵です 元々はランナー地域の支配者の象 馬 牛 水牛のケアをしていた獣医の道具から人の治療用に発展しました 一般的なタッチマッサージよりも深くラインに打ち込み 筋肉を伸ばすことができます
風のストレッチ เอาม่าน(アオマン)
「マン」はミャンマー語由来で「ベール」を意味し 体のカーテンを引く 絞る 締める こねるマッサージはミャンマーから継承されたランナーマッサージの知識です 腱や靭帯をほぐすことに重点をおいた施術で 体内の血液循環を良好にし ハードワークによる痛みに苦しむ人々に効果的です 麻痺のある患者にも使用できます 腱や靭帯は血と風のバランスが取れている必要があります 腱と靭帯は風の通り道で硬くなると風が通りにくくなって病気になる可能性があります 指圧でなくベールを緩ますと腱や靭帯の収縮によりたるみ血液は風の流れをスムーズになります マッサージより時間がかかりません 理論は違いますが筋膜リリースと通じるものがあります
ストンピングマッサージ ย่ำขาง(ヤムカン)
ヤム カン は伝統的なランナー療法の1つのです 主に体の痛みを治療するために使用されます 足をプライ水またはごま油に浸し真っ赤になるまで熱した足で痛みを感じている患者の体や臓器を呪文を唱えて踏みにじります カンは古来より使用されてきた耕耘用具で神聖であると信じられています 畑を耕し米を育てて全世界を養うことができるからです 足には病気の薬として使われるミネラルが含まれています 足からの熱は患者の体の奥深くまで浸透すると信じられています ストンピング法で治療できる症状や病気は
1. 筋肉痛、腱痛、関節痛、骨痛など要素のバランスの乱れで引き起こされる可能性があります また先祖の霊(祖先霊)神々の霊に対する悪行 敬礼の忘れ オカルトの原因もあります。
2.足、脚、腰に発生するしびれ症候群 脚を踏み鳴らすと血管が拡張して治癒できます
3. 麻痺症候群 麻痺は風のエレメントによって引き起こされ 長時間放置すると 放置しすぎるとラインが麻痺し永久に治らない場合もあります
足によるフーレホットオイルマッサージにアレンジできます
儀式・祈祷・マントラいよるセラピー พิธีกรรมบำบัด
タイ伝統医学は グローバルスタンダードに恥ずかしくないよう呪術による治療を捨てました でも祈祷は霊的な心のケアとして需要です またカルマ的ケアの意味もあります 儀式やお祭りも私たちの鬱屈した病的なものをデトックスしてくれます 霊的な疾もあります とりあえず憂鬱が続くようであれば毎日お寺や神社なでの霊的な空間に通ってみることをお勧めします 体のケアが他力でできるように 心の回復も他力本願でできることがあるということです 自分だけを責めず外の力にも頼ってみる
さてさてタイの伝統の産後の火ごもり習慣は 西洋人の批判により宮廷では強制的に廃止されましたが 現在でも地方の田舎に行くとユーハイの習慣が残っています 都会でのユーハイはライトなデリバリーユーハイビジネスに発展しています







