モンクット王(ラーマ4世)は、ユー・ファイは、残酷な犯罪行為で、15~30日も火の中にいるのは拷問であり、こんな愚かな習慣はやめる方針である演説をしました。
ブラッドレーさんの影響があったかどうかはわかりません・・・。
興味深いのは、当時者の拷問されているはずの女性たちが、子供を生むのは私たちであって、王ではないと、ユー・ファイを止めることを拒否していることです。
ありゃりゃって感じですね。
ブラッドレーさんは、タイで初めてのバンコクレコーダーという新聞(タイ語)を発行しています。
購読料は年間で6~8バーツ、当時の価値で推測ですが、52500円~140000円です。
赤字で低迷する朝日新聞で、年間50000円くらいでしょうか。
購読者はハイソなお方たちでしょうけど、すごいのはその新聞に不払いの人の名を記載していることです。
その中に若かりしチュラロンコン王子の名もあります。
ブラッドレーさんは、アメリカ人らしく率直な人です。
先ず、この新聞のセールストークは、ヨーロッパやアメリカでは、知識人はみんな新聞を購読するのがあたり前である。
新聞を購読しないような奴は「バカ」(タイ語:ゴー)であると言っています。
ある政府高官が匿名で、「アメリカ、アメリカって、そんなにアメリカが素晴らしいのか?」って投稿があると、そのアンサーは、「お前らの今の生活様式をみてみろ。仏教なんぞ信仰してると、死んだら地獄行きで、天国には行けないぞ」と言うものでした。
アメリカ人のケント・ギルバートさんと討論になったら、こんな言葉の殴り合いになるんでしょうね。
と、いうことでタイお初の新聞は、いろいろと訴訟問題を起こし、政府の廃刊命令共に短命で終了しました。
廃刊号に、しつこくお金を払ってない人たちのリストが載っています。
結局ブラッドレーさんのロビー活動の努力は虚しく、ユー・ファイを廃止することはできませんでしたが、それは、次の世代(ラーマ5世)に、宮廷の中からユー・ファイを廃止することに情熱を燃やす闘志の出現をうながしました。
バンコクヤナワー地区になるブラッドレーの墓は、ラーマ5世の寄付により建てれました。
『タイ人にとって、称賛すべき善人』と書かれています。
当時バンコクには中国人移民がたくさん住んでいました。
彼が、最初中国人街近くに布教と引き換えの無料診療所を開いたため、中国人に大人気となりました。
その噂を聞いた政府が、中国人がキリスト教の一大勢力になることを恐れて、彼の診療所を王宮側に移転さ、政府側に引き寄せました。
彼が、なぜ宣教師になり、医師になったかは、20歳の時失明して、祈り続けることで2年後に回復したという実体験からキリスト教信仰です。
それでも、タイ人の信仰をかえさせることはできませんでした。
結局、タイ人がキリスト教を信じることができるようになるには、アメリカ人のように革靴を履いてスーツを着るように、「文明化」、つまりアメリカナイズされてからの話なんだという結論に自身を納得させました。
現在、タイのキリスト教徒は、人口の1%代です。
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