「うなずきかぼちゃん」を認知症の母にプレゼントしたいという問い合わせがありました。二万一千円。
Rスズキのブログ

神戸新聞の記事によれば、全国の介護ショップで取り扱い中。
おねだんも手頃で、可愛いし、あったら売れると思います。でもうちの部門はピップと取引してないんですね。

そこで本部のW部さんに電話したわけですよ。
いつも突慳貪なおばちゃん(顔を見たことがないので、じつは若いのかも知れない。私よりは若いのには違いない)で、電話するのは嫌なんだけど。

先日ピップのシビンのふたを注文した時も
W部「う~ん、ピップとはもう取引がなくなってるから、部品もとれませんよねぇ」
私「でも、この商品以前うちで売ってたものだし、それに、よその部門でなら、ピップと取引がありますよね、薬局とか。なんとかなりませんかね?」
W部「じゃ、バイヤーに何とかしてもらいます」

なんとかなるじゃないの。早くそうしてくれたらいいのに。ってか早くバイヤーに電話をつないでよ。なんでW部さんにお願いしなきゃなんないのよ、時間の無駄だわよ。



さて、うなずきかぼちゃんの件はいかに。

W部「(ハイトーンの作り声で)ハイ、W部です」
私「○○店のスズキです、いつもお世話になってます」
W部「(急に声のトーン下がる)おはようございます」

W部「あのね、それは今本部で検討中です、商品が取れるとも取れないとも決まってまっせんっ!」
私「じゃあ、いまは取れませんということでいいんですね」
W部「だぁーかぁーらぁー、まだ、きまってないの、取れるとも取れないとも言えません!」
私「そんなことお客さんには言えないですよね?新聞には全国の介護ショップで取り扱い中とあるんですけどネ、どこか他の店で扱ってるところがあれば教えて下さい」
W部「・・・それはよその店って、ウチではない別の店でってこと?」
私「そうです、こんどの新店長は商品の扱いがなかったら、扱っているお店を紹介して差し上げるようにという方針なんです、お願いします」

新店長の挨拶でお客様第一の方針ときいたので、最大限活用させて戴きました。

W部「じゃ、バイヤーにメモしておきますから」

はいはい、そうしてくださいな。
でもきっとインターネット通販サイトを紹介する方が早いと思うので、そうしておきます。

この窓口のおばちゃんの顔が見てみたいというのが、各店の担当者の共通した意見なのでした。




追記(3/4)


このお客様には「只今、この商品は商談中でございます、当店での取り扱い開始まではしばらくお時間をいただきますので、お急ぎでしたらインターネットのショップをご案内させていただきます、楽天に『ピップe-健康』という直営のショップがあります。価格は21000円で送料無料です」

娘さんがネットショッピングをしているので頼んでみるとのことでした。


きょうも一件「うなずきかぼちゃん」のご注文がありました。「神戸新聞」の記事の力は大きいわぁ。

こちらのお客様はネットは使わないそうなので、「取り扱いできるようになったらご連絡します。その際まだお買い求めでなかったら、ご注文ということでよろしいですか」

みすみす売れる商機を逃してるような気がするなあ。