おフランス・ジュリーの曲「ITSUMI」を聴いていると、不思議な単語「WATAINE(ワタイネ)」が出てまいります。これはいったい・・・。



フランス語の歌詞の「おお、いづみ、いづみ、泉という名のあなた」、あいだに日本語のセリフもあって音だけ聞いてるぶんにはとてもロマンチックなんですよ。発音が悪い!とレコーディングを何度も何度もやり直しさせられて、スタジオの隅で泣いていたジュリーを思うとますますよろしい。



Kenji Sawada - ITSUMI

Dans la maison vide
Sur les murs de papiers
Je vois passer notre histoire
Les mots échangés
Les mots oubliés
Parlent encore à ma mémoire

Le chemin des fleurs
Prés de wataine
Conduisait à la fontaine
Ou lon sest aimé
Et ou tu as gravé
Nos noms pour léternité

Souviens-toi
Itsumi
Le nom de la fontaine
Itsumi
Où tu ma dit je taime
Tu as écrit
Nos noms pour des milliers dannées
Souviens-toi
Itsumi
Le nom de la fontaine
Itsumi
Revient avec ma peine
Tu es partie
Moi je nai pas changé

La neige en silence
Vient tomber doucement
Mais dans mon cœur tout est noir
Mon amour perdu
Sen va le long des rues
Et me voila seul ce soir



あいするひとよ


こんやどこかでもしぼくのことをおもいだしたら


わすれないでくれ


いつまでもいつまでも


いつまでもいつまでも


まっていることを

Souviens-toi
Itsumi
Le nom de la fontaine
Itsumi
Où tu ma dit je taime
Tu as écrit
Nos noms pour des milliers dannées

Souviens-toi
Itsumi
Le nom de la fontaine
Itsumi
Revient avec ma peine
Tu es partie
Je noublierai jamais



「ワタイネの傍ら花咲く小道」の「ワタイネ」とはなんぞや?



「我が名はジュリー」のなかにはこのようなおはなしがありました。



ジュリー「それとか、『フォンテーヌ』というこれは日本語の意味で泉というタイトルの曲があるんだけど、その歌詞の中に『ワタイネ』という言葉があるんだ。ワタイネ、ワタイネってなんだときくと、田舎のほうにそういう呼び方をするのがあるはずだという。だから、綿入れならあると。これは綿が入ったベストであると。そう説明しても、それじゃない、なんか建物でワタイネというのがあるはずだというんだ、作詞家が。作詩もフランス人だから。しかしこんなもん知らん、日本人は知らん」



玉村「それは何のことを思っていたんだろう」



ジュリー「たぶん藁ぶき屋根だとか、実をとった稲の穂かなんかかな、イネというのはわかるけど、ワタイネは知らない。綿入れは知ってるけど、ワタイネは知らないと、しつこくやったんですけど、ぜんぜんだめですよ」




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「藁屋根」のことかしらん?