いつもの拍動性耳鳴の件で、総合病院への半年ぶりの通院日。

 

午後予約のせいだろうか、いつもあまり混んでいない印象の病院だ。建物は近年新しくしてるので気持ちいいし、側に借景の濃い緑の樹木で立地もグー。このくらいの規模の病院で済むならラッキーだよなあ…などと遠い目…。

 

実は耳鳴はいつの間にか収まっていて、それを告げると先生は「あー!」的な。割とそういうパターンはあるみたい。

「僕らの間でも、拍動性耳鳴は定期的に話題に上がるんだよね。こういうのがあったよ、みたいな感じで」

私の例も話題になったのかな。

「で、最近、血行不良が要因なんじゃないかっていう話が出てね」

ほーお。三半規管の血の巡りが悪い…というのがどういうことなのかよくわからないけど、まだまだ未解明部分らしい。

 

ついでに先週耳かきのせいで右耳から出血しちゃったので…と告げると、先生が突然ピカピカッと輝き(笑)、「診ます、診ます(笑)両耳ね!」

 

「ダメだよー耳掃除なんてしたらー!」

 

耳の中の皮膚が相当荒れているという。うう、ここでも皮膚か…。皮膚の新陳代謝のパターンからいって、荒れてる皮膚から新しい皮膚に生まれ変わるのに数年くらいかかるという…ふぇ??? 数年???

 

その間、耳掃除は一切…「いじったらダメだねえ」

「耳鼻科医に掃除させりゃいいの」えええーーーー…。

 

「耳とか鼻の医者なんてのは、そうやって使うもんだと僕は思うよ。みなさん遠慮しすぎて、悪化してる」

 

うおー。もう私の耳鼻咽喉はごのぜんぜいにおまがぜずるう…(号泣)

 

「痒いでしょー。もうね、見ると耳の中が痒い〜って訴えてるような感じだもんねえ」ひいい。確かにいつも痒いのだ…。ちなみに私は乾性タイプ。

 

一応、どうしても我慢が出来ないなら、点耳(てんじ。私の人生の中で初めて出てきた単語)のステロイド薬がある(またステロイド…)。リンデロン。

 

ひとまず、我慢出来ますっと見栄を切ったが、いつでも再診出来るなら気も楽だ。

いい先生に当たって本当に嬉しい…人はこうしてかかりつけ医の有り難みを知るんだな…。

 

なんて敷居の低い総合病院なんだろ。ていうか大学病院でもなくがん専門病院でもなければ、けっこうこんな感じなのかなあ←特殊過ぎる経験値

 

 

さあ、今すぐ私の人生から耳かきという概念を消すのよ…けけ消してみせる…!