本日、IMAXでマトリックスを鑑賞してきました。
↑T.JOY系列のチケット販売機。人を検知しないと、こんなコードが現れます。
18日に買ったパンフレットや書籍、リングノート
19日に買ったグッズ
↑使えるか使えないかで選別しました。
レーザーポインタを照射したところ
グッズにネオとトリニティが劇中お茶していたこんなサイズのカップがあったらよかったのに~(ひとりごと)。
個人的には左はアイオ(I/O?)の世界、右はマトリックスかな。
■紹介
1999年から2003年までに公開されたマトリックス3部作。完結したはずが、18年後に再上映。それも世界最速での上映となりました。
物語はネオの感覚的には20年後、実は60年後の世界から始まります。今回はBugsという女の子が物語を牽引していきます。
■配役
詳細は以下のリンク
■感想
「泣いちゃうかもしれないから、泣く準備しないと」と思って、ハンカチを手元に用意したのに、始めから終わりまで、吹き出しっぱなしでした。前作にあったモチーフを生かしながら、新しいマトリックスワールドにバージョンアップされました。そして、忘れてはいけないのは、エンディングは最後まで。
以降ネタバレです
12月16日にマトリックス第1作目を鑑賞後にマトリックスレザクラションズを鑑賞しました。冒頭のシーンからこの作品についてのキーワードがあふれ出します。
「古いコードが使われている」
何回も何回も繰り返し、303号室のトリニティのやりとりを見ているBugs(ワーナーのキャラクター バッグスバニーからきていると本人が言っていました。盗聴という意味もあるそうです。)。
(出典:IMDB PhotoGallery)
彼女が求めているのはNeo、そして彼を探し出すための【キー】パーソン、モーフィアスを【合鍵屋】で見つけるとは不思議な偶然。モーフィアス曰く「鍵屋に逃げ込むなんて誰も思っていない」だそうです。
今回、モーフィアスは生身の人間として存在しません。なんとAgentとのHi-mixされた存在として登場。
(出典:IMDB PhotoGallery)
Neoのコードを見つけるにはモーフィアスが必要で、Bugsがモーフィアスを見つけてから、物語の歯車が動きだしたようです。
彼はトーマス・アンダーソンとしてゲーム会社のクリエイターとして勤務しています。思い出したのは、2019年ジョン・ウィック3で来日した際、ゲームクリエイターの小島秀夫監督のところに訪れているんです。
そして東京ゲームショーにも。
きっと、マトリックスのネオの役作りの一環で訪れたのかもね~なんて映画を見ながら、考えておりました。
上司はあのエージェント・スミス。
(出典:IMDB PhotoGallery)
トーマスの部屋、スミスの部屋にあるグッズが微妙にすごいです。
(出典:IMDB PhotoGallery)
出典:不明
グッズは興味なかったので、あんまり記憶になかったけど、これは強烈で覚えています。それにしても、【オラクルの眼 ※マトリックス3を参照】と【ネオの記憶】を持ったまま、マトリックスに舞い戻ったようですね。彼とBugsの想いが合わさって、物語の展開はさらに加速~。
そして、ネオが通うカフェは【SIMULATTE】
(出典:IMDB PhotoGallery)
(出典:IMDB PhotoGallery)
第一作でもキーになったこの書籍のタイトルをもじったカフェになっています。
仮想現実を表すこの言葉が二人を結びつける大事なキーワードになっているようです。ただ、ティファニー(トリニティのこの世界の名前)は、何度もネオとの出会いを何度も夢に見ていたと話します。トリニティは何度もシミュレーションを繰り返していたのかもしれませんね。
で、なんとか彼に赤いピルを飲ませます。
(出典:IMDB PhotoGallery)
赤いピルを飲むと、ネオの本当の姿が鏡に。本当は白髪で髪が薄い太った親父(演じていたのはキャリー・アン・モスのご主人のSteven Roy 出典:IMDB)なんですが、映画で見えるNeoはこんな感じです。
(出典:IMDB PhotoGallery)
Bugsは、マトリックスの中で本当の姿を見ることができる能力を持っているようです。ネオが精神の均衡を失って、飛び降りようとするときも、ポッドに格納されたネオの本来の姿を幻視しています。
「あなたは(空中で)止まっていた」(You left)
と彼女はいうんですが、後から考えると、マトリックスが彼を失いたくないために、時間を止めたのかなと思いました。
彼がとらわれているのは「【デウス・マキナ ※マトリックス3を参照】」。内心、「もう監督ったら~」なんて思った人は多いはず。
で、ネオに死なれると困るデウス・マキナ(?)は考えました。分身であるアナリストをつけて、トーマス・アンダーソンの精神の均衡を保つように調整していたようです。
(出典:IMDB PhotoGallery)
アナリストが与える青い錠剤
(出典:IMDB PhotoGallery)
何度かアナリストと飼い猫Dejavuからの妨害をうけつつも、真実を知ったネオは猫ワールドから、ウサギワールド(アイオ)に移動
※アイオはI/O 入力(Input)/出力(Output)でしょうか?ハワイ語の大地を表す「アイナ(`aina )」から来ているのでしょうか?はたまた日本語の「慈愛」のほうの【愛】をイメージしているのでしょうか…。
ところで、さらにウサギのモチーフが出てきます。
■もう一人のうさぎちゃんはこの方、Sati
(出典:IMDB PhotoGallery)
実は第3作でマトリックスで削除されるところをオラクルのもとに送られ、救われた少女(プログラム)。彼女は明確な目的がなく作られたので、削除される運命でした。でもオラクルに保護されて生き延びます。ネオの死後マトリックスに太陽を昇らせたのは彼女です。
(こちらに詳細が。英語ですが)
最後のキーになるシーン
(出典:IMDB PhotoGallery)
全編、曇っているか、緑の雨が降っているマトリックス。でも、彼らの心がふれあうと、太陽が出てきます。そして、よくよく考えたら、この光はマトリックスのうさぎちゃん Satiが作った光だったんですね…。
個人的にショックだったのは、「オラクルがパージされたこと」でした。
でも、
オラクルの想いはSatiに、その一部はスミスに残って、ネオとトリニティを助けることになったのかなと。オラクルは見えないけど、彼らの周りを取り囲んでいるように思えます。監督さんが描きたかったのは、「見えなくてもそこにある想い」だったのかななんて勝手に思い込んでいます。(思うのは勝手なので…)
まだ途中ですが、とりあえず、この辺でいったん切ります。
ではでは。
■感想その2です。