【映画】マトリックス・レザラクションズ イベント | いろいろといろ

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12月17日から公開されるマトリックス・レザラクションズ

 

12月7日21時~ ロスからキアヌさんとキャリー・アン・モスさんが登壇してのイベントが開催されました。

 

 

アーカイブ配信やっています。

 

キアヌさんは16分42秒あたりから登場です。

 

ゲストはインスパイヤソングを歌っている1994年生まれのHIROさんと41RONINで共演した柴咲コウさん。

お二人の会話から、マトリックス後の話はでてきたんだけど、マトリックスを作るベースになった日本の作品のことは一切触れられず、残念でした。

 

柴咲コウさん「緑の文字が流れてくるのが新鮮なんですよね」

 

いやいや、すでに攻殻機動隊で押井守さんがやっていたんです。

 

■くやしいので、バンダイさんのCM動画を貼っておきます。

 

 HIROさん「最初はアクション映画だと思った」(小学生だからしかたがないけど…)

 

 進行も1990年がどういう時代だったか、「バブル最盛期」くらいの知識しかないんだろうな…(がっかり)。日本ではバブルだったけど、底辺では、教育やメディアの情報交換、象徴交換によって、自分の現実にあるものの背景が失われ、人間の経験の軽視が急速に行われた時代だと思っています。仮想現実はすでに数あるSF作家によって予想された時代。そんな中で生まれた作品だったと

振り返っているんですが。

 

 なお、映画に出てきた「シミュラークルとシミュレーション」を書いたジャン・ジャック・ボードリヤールの著作がようやく電子書籍でも読めるようになりました。

 

 

 

(ひとりごと)

 今、凶悪事件が増えていますが、それは氷山の一角。氷山の海に隠れた部分を示してくれていると思っています。この書籍を読んで想像したのは、1945年以降に生まれた人達はおそらく、みんな根無し草じゃないかということ。つまり親の世代、前世代を否定したがために、心のよりどころをなくした人々の世代が1945年以降続いていると私は思うんです。

 

 直接書いているわけではないんですけど、この本は、マトリックスの中でネオが飲む赤いピルみたいなもんでした。飲んだ(読んだ)後、見える世界がすっかり変わっちゃったんです。

 

 ところで、前作で描かれた死は仮想の中の死。今回、現実の死に向き合った監督が死とそして希望をどう描くのか、こっそり期待しております。

(ひとりごとここまで)

 

登場したキアヌさんとキャリー

 

キアヌさんいわく、「この映画のオファーがあった日は\人生最良/の日だった」。本来だったら、ほかの俳優にオファーされてもおかしくなかったけれども、自分の過去の役を自分で再演できるのは、本当に幸せだったのではないかと思います。

 

 柴咲コウさんはこの映画のオファーを受けた理由を知りたかったみたいだけど、キアヌさんとしては、ぜひ参画したい作品だったようです。ハードな撮影だったと思いますが、日々鍛錬に鍛錬を重ねてきたキアヌさんにとっては「チャンス」だったんですね、きっと。

 

>ワーナーさん

この映画がBDになるときには、この動画は絶対入れてくださいね~。

 

>フジテレビさん

めざましテレビで今日放映してくれましたが、ソースはきれいでした。土曜日にも放映してくれるのを心待ちにしています。