【美術】#ハプスブルク展 #金羊毛騎士団勲章 | いろいろといろ

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2018年から待ち焦がれていたハプスブルク展。2019年11月3日と11月23日に行ってきました。

 

 

■11月3日に行ったときに買ったグッズ。

■右の図録をひっくり返したところ

 

とにかく、図録が立派。印刷が美しく、この図録自体がアートドキドキ

 

■初日はオーストリア大統領も来日されました。

 

 

■まず、ツイッターで紹介された美術品数々。

↑トートが持っていた銃のモデルかと思い見るのを楽しみにしていました。ところが、なんと50cm近くの長さがあることにびっくりでした。2リットルのペットボトルくらいの重さはありそうです。

(出典:@habs2019)

 

マルガリータ王女

(出典:@habs2019)

実は緑のドレス版もあります。最近までベラスケスの作品だとされていたそうです。

 

(出典:@habs2019)

 

■これは…きちんと見たかった。

(とりあえず、生で見たことに('◇')ゞ)


 [オフィシャルインスタ]



■そして、今回見ることができてうれしかったのは、マリア・テレジアの息子と孫の肖像。

 

 

上記の書籍によると、フィレンツェにいるレーオポルト(後のレーオポルト二世)に息子のフランツ(後のフランツ2世)が生まれたときのエピソードがたのしいです。

 

(引用ここから)

マリア・テレジアとウィーンっ子の関係は、愛し愛されつといったところであろうか。これほど王朝と市民が親愛な感情をいだき合ったというのも珍しい。1768年2月14日のこと、フィレンツェの次男レーオポルトの家に、待望の嫡男が生まれたとの知らせを携えた急使が、息せききって女帝のもとに到着すると、彼女は嬉しさを身体いっぱいに表して喜んだ。そして休息時間だったにもかかわらず、テレーゼはそのままコートをひっかけて、王宮と棟続きのブルク劇場にかけつけると、芝居の上演中、観客に向かって声高く叫んだ。「うちのポルドルに男の子が生まれたのよ!」

(引用ここまで)

 

上が2009年のハプスブルク展で来日していた絵画

左がヨーゼフ二世、右がフランツ二世

下が少年時代のフランツ二世

マリア・テレジア女帝もこの貴公子の行く末が楽しみだったのではないかと思います。


(出典:@habs2019)

 

下が2019年のハプスブルク展のヨーゼフ二世

この絵画もすごい!!

 


(出典:@habs2019)

 

ところで、ハプスブルク家の代々の当主、そしてルイ16世もつけている金羊毛騎士団の勲章。

 

代々こうやって正式な場でつけているということは、きっとものすごいものだと想像しております。まだまだ勉強中なんですが、金色の羊を見ると、ドキドキしちゃいます💦。

 

■関連リンク

ウィキペディア-金羊毛騎士団

 

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