今回ご紹介する問題集は物理が難しい大学用です。標準的な難しさの大学ならやる必要はないように感じます。

 

「物理 標準問題精講」

 

 

内容

名前に反して全く標準ではない。東大志望者御用達の難問集に「難問題の系統とその解き方」という本があるが、それと同レベルの高度な問題集である。一問一問しっかり考える必要があり、また、そうしないと高いレベルでの実力は向上しないため、短期間で完成させることは難しい。この本をしっかり身につけたならば、物理で困ることなない。物理でかなり差をつけられるはず。ただ、標準的な入試問題ではあまり効果が発揮できない。確実に、物理が難しい大学専用の問題集である。

 

 

おすすめ理由

1.レイアウトがよい。難系のようにぎちぎちに詰め込んだ感じがなく、すっきりしている。

2.解説が非常にていねい。問題は高度だか、それに応じた分かりやすく、しっかりした解説。

3.一筋縄ではいかない問題が多く、物理的な思考力を鍛えるのにもってこい。

4.問題数が90問とほどよい。

5.この本がすらすらできるようになれば、物理は相当な得点源になる。

 

 

ペース

この本は速く終わらせることには全く意味がない。時間がかかろうと、じっくり脳みそに汗をかかせながら考えて解くことに意味がある。そのような理由から、1問30分~1時間ほどかけるべきである。よって、完成させるのに2ヶ月ほどかかる。

 

 

※この本は費用対効果が悪い。私は物理が好きで、二次で勝負をかけるためにこの本までやったが、三重大学の医学部のように物理が簡単な大学ではほとんど役に立たない。言ってみれば時間の無駄だったが、医進模試などでは9割以上の得点ができ、難問題を解く力は確実に養成されたと感じている。