15年表彰の体験談から | 断酒てへ日常

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断酒を続けること、そのために断酒例会に毎日出席を続ける日々

 今日の例会で15年表彰がありました。表彰の体験談によると43歳の時に断酒を始めたとのことで、また断酒以前の職場のまま継続して勤務し現在に至っているそうです。ただ、断酒以前は当然ながらまともに仕事はできていなかったわけで、断酒以降に職場での信頼を取り戻すには相当の苦労をしたとのことです。

 そこで私の事情と見比べてみると、43歳の時にはすでにアルコール依存症で、かなりいい加減な仕事をしていた記憶があります。そしていい加減なままさらに6年間仕事をした結果、49歳でリストラされてしまいました。

 もし私が43歳の時点で、アルコール依存症であると診断され、さらに自分がそれを認めて断酒していれば、リストラされることもなく、定年まで、会社に勤め続けることができたかもしれなかっのです。

 そう思えば、アルコール依存症も、早期発見、早期治療(断酒する)が出きれば、人生が破綻する前に生き方の家事を取り直すことができるのです。

 

 私は49歳の時点でリストラを受けたのですが、そのリストラの原因が酒だとはわかっていませんでした。だから、リストラ後再就職しても、それ以前と同様に仕事に対する意欲を持てることなく、いい加減な仕事を続けていました。だから再就職しても直に解雇され、また再就職を続けたものの3回目の解雇ののちに職を見つけられず、無職になり、連続飲酒に陥ってしまいました。

 

 就職後10年ぐらいの間は、大酒こそ飲んでいたもののまだ酒に侵されていなかったので、しっかり仕事をして、成果も出て仕事が楽しくできていたのを思い出します。

 断酒して素面になってから、過去の自分の仕事ぶりを思い出すと、酒に侵されてからは本当にまともに仕事ができていませんでした。あの当時の仕事を素面で取り組んでいたら、きっと楽しく仕事ができたのではないかと思います。まあ、時間を巻き戻せるわけではないので、それも望むべくもありませんが、少なくとも今は酒を断つ事ができて素面で入れることを感謝しています。


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