全断連の隔月誌「かかり火」に山口達也の寄稿記事があります | 断酒てへ日常

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断酒を続けること、そのために断酒例会に毎日出席を続ける日々

 皆さんご存じだとは思いますが山口達也とは、元ジャニーズ事務所所属のタレントですが今は「株式会社山口達也」代表として、 アルコール依存症および依存症全般に関する講演活動などを行っている人です。

 

 どんな経歴かというとTOKIOと言うグループのメンバーで、「ザ!鉄腕!!DASH」と言う企画番組で主に活動していたが、2018年4月女子高生に対し強制わいせつを行った容疑で書類送検されました。この時の状況が酒に酔っての行動であったこと、それも肝臓疾患での入院の退院祝いに酒を飲んでの行動であり、これはアルコール依存症の行動だと見られたのですが、当時本人は依存症ではないと主張しました。

 この不祥事で、ジャニーズ事務所を辞めてタレント業一線から姿を消します。

 

 ところがそれから2年後2020年9月オートバイの飲酒運転で事故を起こし逮捕されました。2年前の不祥事依頼タレント業では表に出なかったのがここでまた世間の目にさらされました。

 

 「かかり火」の寄稿記事によると「私は重度のアルコール依存症です。」そう認めたのが今から3年半前の秋であると書いていますので、この時点で自分がアルコール依存症と認めたという事です。

 

 それからアルコール専門病院にワンクール入院したそうです。そこで、「お酒を止めれrなら何でもやる」と病院のプログラムに取り組み、自助会にもつながった、そうです。

 

 そして2023年3月に「株式会社山口達也」を立ち上げアルコール依存症および依存症全般に関する講演活動、企業向け危機管理セミナーなどの活動をしていきたいとしました。

 

 そのアルコール依存症に関する講演の一環として今回の寄稿記事があるわけです。

 

 不祥事を起こして、タレント生命を断たれた「イケメンのおじさん」が知名度とあと酒での失敗から立ち直ったという付加価値で何とか仕事にしていこうという事なのでしょう。

 

 記事には「『私はアルコール依存症者です。この病気と一生付き合っていくことを決めました』。これからもお酒と酔い距離を持って生きていきます。結局お酒に生かされている人生に感謝しかありません。もう飲みませんが、今でもお酒は好きです。決して悪者ではないと思っています。今日も断酒を続けているすべての仲間たちに心より感謝申し上げます」とあります。

 

 記事全体を見て、なんだかきれいごとしか書いてありません。酒を止めれない苦労とか、そのあたりが抜けていて、ほんとうに断酒で来ているの?なんて感じではあります。

 

 それでも少なくとも「自分はアルコール依存症者である」と認めている稀有なタレントなので、いい活動を続けてほしいものです。


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