母の99歳の誕生日を祝う | 断酒てへ日常

断酒てへ日常

断酒を続けること、そのために断酒例会に毎日出席を続ける日々

 今日は昼一からシルバー人材センターの総会があるとのことで、早めに昼食を食べて会場の市民ホールに向かうつもりをしていました。ところが昼前になって姉から電話がかかってきました。施設で預かってもらっている母の99歳の誕生日が明日なので、今日の昼一番に面会の予定を取ったけど行かないか、とのことでした。

 

 もう会ってもほとんど私が誰かを認知できなくなっている母ですが、会える時に会っておかなければ次は無いような年ですので、シルバーの方は置いておいて母の面会に行くことにしました。

 

 母の世話をしてもらっている特別養護老人ホームは我が家からスクータで15分程度走ったところにあります。久しぶりに会う母は一時に比べて程よく痩せて血色もよく元気でした。

 姉が持ってきた花束とバースデーカードを持て姉と並んで機嫌よくカメラに向かってくれました。まあ年も年なので、認知症はだいぶ進んでいて、姉と二人で「私が娘よ」とか「僕が息子だよ」などとさんざんアピールするのですが、あんまりよくわからないようです。それでも時々面会に来てくれる人だということは解っているようですし、しつこく「息子、息子」「CAW、CAW」と言っていると名前もちょっとは思い出したのか、「立派になって」とか言ってました。

 

 3年前までは我が家で私が面倒を見ていたのですが、私も一人暮らしなので、出かけたりして一人で置いておくことがどうしても長くなると、孤独感と脳への刺激不足で、認知症が進行し、パニックになったりして一人で置くことができなくなり、施設に預けたのですが、施設では周りにほかの人もいるし職員さんたちが随時面倒を見てくれるので、認知症もだいぶましになっているようです。

 

 そして99歳と言う年齢ですが、今日見た限りではまだ1年や2年は元気に生きていそうです。最早世間のややこしいことに悩まされることなく穏やかな余生を過ごせているようです。私を生み育ててくれた母です、まだまだ元気で生き続けてほしいと思います。

今日庭に咲いていた百合の花です。


 ランキング投票用のバナーはサイドバーに設置してありますが、リンクもつけておきます。