夜道を行く | 断酒てへ日常

断酒てへ日常

断酒を続けること、そのために断酒例会に毎日出席を続ける日々

 日曜日、たまたま雨が降っていたのでいつもならスクータで例会に行くところを電車を使いました。例会が終わって電車の駅まで15分ほど歩かなければなりません。国道の歩道を歩いてもいいのですが、一筋裏の道をたどりました。

 表通りではないので、薄暗い道が続きます。

 例会が終わってからですから9時ごろなのです。少し前まではコロナでこの時間帯はほとんど店が閉まっていたのですが、最近は営業している店も増えました。

 昔はもっと店が多くて賑やかな道だったのでしょう、かつては商店だったけど今は営業していないといった風の家が並んでいます。

 外装が赤レンガでなんだかしゃれた構えの店があります。メニューを書いた黒板が出ていたので見てみると、カクテルがかなりびっしり書き込んでありました。本格的にカクテルを出す、場末のバーのようです。なかなか居心地のよさそうな店です。かつてならいい店を見つけたと、すかさず入っていくところですが、それができないのが残念です。

 道が駅に近づくにつれて明かりのついた店が増えていきます。まだ肌寒い道から店を覗くと、暖かそうに見えます。湯豆腐と熱燗なんかが似合いそうです。

 

 道が緩やかにうねりながら続いているので、昔からの街道かなと思えば、服部天神があります。古典落語の「池田の猪買い」にもこの服部天神が出てきます。昔から大阪市内から北の池田などにつながる街道筋だったのですね。神社まで来れば阪急・服部天神駅はすぐです。

 

 コロナで休業していた店たちもだいぶ復活してきたようです。ただ復活してきて明かりがついていても、私にはもはや縁のない店なんですよね・・・・


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