訃報(ヘラマツさん) | 断酒てへ日常

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断酒を続けること、そのために断酒例会に毎日出席を続ける日々

 長年毎日このブログにコメントをしてくださっていた「ヘラマツ」さんが、昨日亡くなりました。肺がんがさらにいくつかの器官に転移した結果だそうです。

 

 このブログへのコメントの最後は8月15日の記事に8月16日にあげられたものが最後でした。私自身が例会で顔を合わせた最後は8月4日でした。

 

 ヘラマツさんは豊中市断酒会では私の要請で副会長を引き受けていただいていました。実は私より断酒歴は長く、かつ私より若いので本来会長を引き受けていただくべきだったのですが、仕事の都合上会長は引き受けられないということで私が、会長になったといういきさつがあります。いずれにしても会の運営などでも大いに助けてくださっただけに色々と断酒会にとっても難しいこの時期の訃報は残念でなりません。

 

 死因の癌なのですが、これは以前にも書きましたが

 

 

アルコール依存症の遅発的呪いみたいなもので、さんざん大酒を飲んだ後、悔い改めて断酒した後でも顕在化してくる、酒による体のダメージなのです。

 

 癌は最近の医学でだいぶ克服されたのですが、それでもその対策は、早期発見早期治療しかありません。癌が悪化する前に発見できたら、それは治療できる確率は高いのですが、悪化したがんはもはや手遅れ、自覚症状が出てから調べてがんと分かったのでは遅すぎるのです。自覚症状が出る前、すなわち予防のための検査で見つけなければ治らないのです。

 

 今回のヘラマツさんの癌も発見されたときにはもはや手遅れだったようです。

 

 いまさら言っても遅いのですが、アルコール依存症の人はいつどこからがんがみつかるかわからないし、見つかる可能性が高いだけに、常に予防的検査を怠ってはいけないのです。


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