お陽さまの光にはとても大きな力があります。ポカポカと体を温めてくれるお陽さま、日光浴をすることで体内ではビタミンDが生成されるということは、みなさまもご存知のことと思います。

暑い季節は朝のうちに、寒い季節は日中のお陽さまを、心地よく感じる程度に浴びることは、メラトニン、セロトニンの分泌を促してくれる効果があると言われています。
 
「メラトニン」というのは、快適な眠りを行うことに欠かせない物質ですが、年齢を重ねるとその分泌量は少なくなってきます。
私たち人間は、お陽さまの光で体内の時計を調整しています。しっかりお陽さまの光にあたることで、夜には自然に眠くなり深い睡眠を得られます。
たとえば、認知症の高齢者の方は、お昼間にウトウトして夜間に徘徊する昼夜逆転現象を起こす方も多いのですが、お昼間に日光浴をすることでそれが治ることもあるようです。





「セロトニン」というのは、人間の精神面に大きな影響与え、心身の安定や心の安らぎなどにも関与します。
「幸せホルモン」とも呼ばれ、幸福感を湧き上がらせてくれるものです。お陽さまの光は、そのセロトニンの分泌を促し、うつ病の予防や治療に効果を表してくれます。

夏に比べ、 冬にはうつ病患者が多くなるのも、日照時間と関係しているようですね。冬は日照時間が短く、お陽さまに当たる機会が非常に少ない季節です、南国よりも北国にうつ病患者さんが多いと報告されていることも、やはり日照時間の関係でしょう。 
また、高齢になると身体が思うように動かなくなり、その喪失感から老人性うつ病を発症する例も多いです。
 
お陽さまに背中を温めてもらうだけで、気持ちが温まりなんともいえない柔らかい気持ちに包まれるのは、本当に大切な事です。
今日は良いお天気だな・・・そう思ったら、あたたかい服装をして少し外を歩いてみるのも良いですね。
自然からもらうエネルギー、そして空や季節を眺め感じる時間を、健康増進に役立てて欲しいものです。



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