皆様、いつもありがとうございます。
上記タイトルは、朝日新聞の記事。タイトルもそのままです。
2月3日にサイトに掲載されたものです。
http://www.asahi.com/science/update/0203/OSK201202020228.html
以下、転載ーーー
脳や脊髄(せきずい)などの中枢神経に免疫細胞などが侵入する「入り口」が腰椎(ようつい)の血管にあることを、村上正晃・大阪大准教授(免疫学)らのグループが見つけた。
その開閉にはふくらはぎの奥の筋肉が関わっていた。この成果を応用すれば、中枢神経系の難病の治療につながると期待される。3日付の米科学誌セル電子版に掲載される。
中枢神経の血管の内壁には不要なものを簡単に通さないようにバリアー機能があり、
細胞がどのようにくぐり抜けるかは謎が多い。
手足のまひなどを引き起こす「多発性硬化症」は、外敵をやっつけるはずの免疫細胞が誤って
中枢神経を攻撃することで発症するとされる。
グループは、その免疫細胞が血管内をどう動くかをマウスで調べ、
「第5腰椎」の背側の血管から脊髄に集中的に入っていることを突き止めた。
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サイトをご覧になると、図が載っているので、理解しやすいです。
慢性疼痛も、中枢神経に異常をきたしているといわれています。
私も、病気になってから免疫がかなり落ちました~。
口内炎はしょっちゅう、カゼもひきやすいですし、
カンジダや口唇ヘルペス、アレルギーなど、
免疫が弱っていると思われる症状は
しょちゅう出ます。
(もう気にしないようにしていますが、、)。
もし、第5腰椎が何らかのカギを握っているなら、
かなり興味深いですね。
日進月歩の科学。
私が病気になった数年前は、「脳」がイタミに関連している、ということは
テレビの健康番組では、ほとんど取り上げられていませんでした。
もう少ししたら、今、わからないこともわかってくる、そんな希望のもてるニュースです。