皆様、いつもありがとうございます。

今回は、上記タイトルそのまんま、私にも皆様にも興味がある方には

ちょっと期待がもてそうなお話しです。

2つに分けていますので、長いですが、ぜひともお付き合いください。


昨日、一昨日と、財団法人東京都医学総合研究所が、患者の

遺伝子を調べて、その人に合った薬の量を

副作用を抑えながら投与する研究をしていることを書きました。

http://ameblo.jp/cattact2011/entry-11144615588.html

http://ameblo.jp/cattact2011/entry-11143783600.html


で、上記、記事から慢性疼痛患者が対象ではないと知った私。


早速、

「慢性疼痛も研究対象に加えてください!!私の遺伝子とってちょうだああーいい」と

研究所にメールをしました。


すると、


なーんと、親切な研究者から早速、お返事が来ましたよーーーん。 すごいーーー。


で、お返事を拝読すると、、

ひょっとしたら、私も皆様もいつかは、研究対象になれる可能性が!!

(ご希望の方は、ぜひとも「その2」までお読みください)


そして、いただいたメール2通を「転載してもよい」と許可をいただきました。

東京都医学総合研究所の参事研究員・池田和隆様に感謝いたします。


ーーーまず1通目、池田様よりいただいた内容をそのまま転載ーーー


当方の研究にご関心をお寄せ下さり誠にありがとうございます。


また、原因不明の慢性疼痛でお苦しみとのこと、心よりお見舞い申し上げます。


さて、テーラーメード疼痛治療を慢性疼痛にも適応して欲しいとのご要望、

もっともだと思います。


ご存知のように慢性疼痛は生活の質を著しく低下させますが、

原因不明のことも多く、仮に帯状疱疹後神経痛などのように

原因が特定されていても奏効する鎮痛薬の種類や量が患者さんごとで大きく異なるなど、

患者さんごとに適した疼痛管理方法を早期に見出すことは

極めて重要だと思います。


私共はこのような慢性疼痛の発症のしやすさや奏効する鎮痛薬の種類を決める要因として

遺伝要因もあると考えており、研究を進めております。

まだ研究途中なので、

慢性疼痛を対象としたテーラーメード疼痛治療を実施することはできませんが、

できるだけ早く実現したいと思い、

研究グループの人たちと日夜取り組んでおります。


研究へもご協力いただけるとのことで誠にありがとうございます。


まだ線維筋痛症の患者さんを対象とした研究は進めておりませんが、

神経障害性疼痛の患者さんを対象とした研究などは進めており、

その研究成果は線維筋痛症の患者さんにも応用できる可能性が

あるのではないかと内心期待しているところです。


遺伝要因を見つけるためには、

患者さん数百名とその医療スタッフにご協力いただく必要があります。

もし同様のご病気をお持ちの方々との繋がりをお持ちでしたら、

このような研究に積極的にご協力いただけるようにお伝えいただければ大変助かります。


研究を進展させるには、患者さんからサンプルやデータをいただくことも重要なステップですが、

患者さん方が行政機関等に研究進展を要望していただくことも有効です。


ご遠慮なさらずに、積極的に関係機関へご要望いただければ嬉しく思います。

直ぐにお役にたつ情報では無くて恐縮ですが、

少しでも希望を持っていただけるのでしたら大変嬉しく思います。



ーーーーー1通目の転載ここまでーーーーーーー


おおっ!私がもらった病名の一つである「神経障害性疼痛」を対象にしているではないか!!


その2へ続きます。