今かかっている(といっても2回しか行ってない)慢性疼痛の病院に
FM(線維筋痛症)のパンフレットがおいてあります。
以前、取って来て中身も見ないまま置いていたのですが、
今日、あらためて開いてみて、知らなかった。
FMは、全身18箇所の圧痛点のうち、4キロで押して11箇所で反応があれば診断されるのですが、
2009年に、日本だけ2カ所圧痛点が増えていたんですねー。知らなかった。
パンフによると、
・右太ももうしろのおしりから4から5センチくらい下の外側
・左太もも前のソケイ部から3センチから4センチくらい下の外側
(図を入れられずわかりにくくてすみません)。
となると、20箇所のうち、11箇所で陽性なのか、そのへんの判断は書かれていません。
しかし、毎回、この系統を扱う病院にいくたびに
不思議に思います。
私の場合、
医師の押す場所が数センチ違う!
のであります。
どちらかといえば、ツボにはまっている場所であればイタ気持ちいい感じです。
飛び上がるほどではありませんが、まあ痛い。
でも、数センチずれて押されると、あまり痛くはありません。
なので、過去の記事でもしつこく書いていますが、私は、FMを扱う医師からは
「あなたは違う」といわれています。
圧痛点の場所って統一されているのではないんだなーと改めて思います。
この診断基準は、1990年にアメリカでできたものを
取り入れて、日本で2カ所加えたのですが、
アメリカでは、現在、診断基準そのものを見直す方向で検討しているようです。
それによると、体に起きている症状を中心に診ていって、
病名がつく方向になるようです。
そうなると、私の場合、不眠やら、かゆみやら、不安やら、うつ?やら、
過敏性大腸やら、不調はたくさんあります。
となると、
いくつかの項目は確実に満たすので、
ようやく(晴れて?)FMの病名がもらえそうです。
(って、もらっても今のところ、メリットはない。)
しかし、痛みが長くながーくなれば、みんなうつになったり
おなかの調子が悪くなったり、不眠になったりするんじゃないんでしょうか。
糖尿病や
リウマチだって、うつや不安が高いというデータがあります。
何年も、慢性疾患を抱えていたら、そりゃ、ユーツにもなるでしょ。
なんだか、とっても特別な病気にカテゴライズされても、
結局、薬は、帯状疱疹後など他の疼痛治療と同じ薬を処方されるんですよね。
あえて、分類する意味があるんだろうーか。
慢性疼痛患者には、
細胞内ミトコンドリアの変成がみられる、なーんて記事もありますので、
ぜひとも、患者全部のミトコンドリア調べて欲しいもんです。
とにかく、病名はどーでもいいので、
この疼痛に対応できる薬の開発、
原因の追究を望みたいもんです。