さっそくの五芒星にワクワクしながら、
1200円払って本堂と金閣浮御堂の共通券(お抹茶と厄除けお守り付き)を購入。
本堂の受付の間でお茶を頂く。らくがんまで五芒星入りです。
お抹茶も苦くなく、あんこ入りらくがんも大変美味しゅうございました。
写真撮影禁止なので安倍文珠院HPから頂きました。
実際に像の前に立つと、その大きさにも圧倒されます。
文殊菩薩は蓮の花と剣を持っていて、剣は不思議に思ったのですが、
パンフレットを読むと「降魔の利剣」といって、魔を断ち切るらしいです。
右の優填王像は、かの有名な大仏師・快慶の作。
しかも、拝観しているのは、私1人!
(蒸し暑~い平日の昼間ですからねぇ)
たった1人で菩薩と対峙する贅沢な時間を堪能しました。
お次は金閣浮御堂へ。
受け付けで7枚綴りのお札を渡され、
「このお堂を『~しませんように』という文言を唱えながら、
1回戻ってくるごとに、このお札を千切って、正面の木箱に入れてください。それを7回終えたら、本堂に入って拝観してください」
そう説明を受けました
ねんねこは、ひたすら
「病気しませんように」
「怪我しませんように」
など、まるで老人のような願い事をしながら、ぐるぐる回りました。
だってどんな苦境に陥ったって、健康なら人間なんとかなりますからね。
浮御堂の中には安倍仲麻呂公や安倍晴明公の像が安置されているのですが、
なんと岡野玲子氏直筆の絵もあったのです。
数年前の法要の時に寄贈されたとか。
「白狐を撫でている晴明」の図でした。
晴明の母親は信太の森の白狐、という伝説をモチーフにしたのでしょう。
(境内にはその狐を祀った稲荷神社も)
ひととおり拝観したものの、イマイチ安倍晴明とのつながりがよく分からない。
そこで、受付けに置いてあった小冊子を購入して寺を後にしました。
(500円)
あんまり疲れたので、休憩がてら駅前の喫茶店に入り、
先ほど買った冊子をじっくり読むことにしました。
それによると、
この寺の門前にあった安倍寺の隣に安倍一族の屋敷があり、
そこで晴明は生まれた、ということでした。
うーん、やっぱり寺で生まれた訳ではないのね。
でも昔の豪族は敷地が広いから、
この辺りで生まれたということには間違いないのでしょうね。
晴明の出生の地は阿倍野区の安倍晴明神社だと思っていたけれども、
それは違って、こちらが本寺で阿倍野の方は安倍一族の分寺の方らしいです。
(京都の晴明神社は、没後に建立されたものなので明らかに違う)
…でもなんかスッキリしない。
まぁ私は歴史学者じゃないので、
この冊子に書いてあることを信じるといたしましょう。
桜井の昼下がりを満喫したねんねこでした。
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キャットシッターねんねこ