キジ助 ♂ 推定2歳 3・2kg
スタッフM保護の子です。行き倒れている所を保護しました。
保護して駆けつけた病院では看取り覚悟だと伝えました・・・
覚悟の上でのキャリア検査(エイズ・白血病)は嬉しい陰性。
それでも潜伏期間も有りますから暫定検査です。
この時はさほどの外傷は見られませんでしたが、日に日に脱毛し膿を持つ皮膚は破けて行きました。毎日のスタッフMの手当てと日を置いて通院は続きました。
栄養不足からの免疫低下の時に、皮膚トラブルからそうなったのではないか・・・
獣医師と私達の総合予想はそうなりました。下肢が痛々しく潰瘍状態で、尾は朽ち果てそうなので断尾しました。
保護時のキジ助の周りには・・・蠅が飛んでいたそうです。動けないキジ助は、カラスの餌食になる事も避けられなかったでしょう。
1か月の隔離生活では、自らの食欲は皆無だったので強制給餌の日々が続きました。
毎日毎日、もうダメか・・・と思っていました。
それでもあきらめずに潰瘍の手当てをし、強制給餌を続けると見る見る男前になっていくキジ助。
一番酷い状態の後左脚先は、通院での排膿処置やその潰瘍部分の掻爬処置は・・・目を背けたい位でしたが、結果は良くなっているので頑張って、通院後の処置をして来ました。
小さな身体で、これでもかと膿を持つキジ助、あのまま野良猫だったら今は無かったでしょう。野良の生活は過酷です。小さな傷が命とりになります。
毎度の事ながらドキドキでした。体重も増えていて傷の具合も良くなりました。
治療中の写真はちょっとエグイので小さくしてみました。
朝晩、キジ助の為に手当に通ったスタッフM、やった甲斐が有ったね
この日も獣医師に未だ、尾は落ちるかも・・・と言われました。
下肢の手当ても未だ続きます。お客様のいらっしゃる前での手当になるかもしれません。
猫部屋のケージインでは・・・やはりトイレ王子となっています
気の良いキジトラにキジ白フーが挨拶しに来ていました。
どちらも共通点はイクメンのイケメン・・・キジ助も隔離室仲間のチビ達を面倒見ていました~
ここまで来たらケージから出てフリーになるだけ・・・もう少し頑張れキジ助
スタッフMが悩みつつも保護して慈しんできたキジ助デビューです会いに来てくださいね~
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