皆が皆、猫好きとは限りません。

でも、国全体がそうだとすると?


http://tabisora.com/blog/travel/india2018-smile/

私が尊敬する写真家、三井昌志さん。

行き先を決めずに旅しながら、人々の
生活を収めているユニークなお方。

彼の撮る人々は、皆笑顔がじつに
生き生きとしているんです。


http://tabisora.com/blog/travel/street-dog-cat-cow/

その三井さんのブログに、最近載ってた
写真で。

こんな文章が、添えてあったんです。

インド中西部マハラシュトラ州の農村で出会った猫を抱く少女。インドでは猫は不吉な動物とされていて見かけることが少ないが、この村には野良猫が多かった。抱っこされた猫はちょっと迷惑そうだったけど。(あなたに会えて、よかった、たびそら)

不吉な動物?



インドをあれだけ行脚している
三井さんが、見かけないと言う。

実際、ちょっと調べてみると。

インドには猫がいない、って話が
よく出てくるんですよ。



2014年の時点で、インドのペットの
85%は犬。

猫は残り15%の中に、熱帯魚とかと
一緒に入るくらい少ない。

これは猫の飼育数が犬のそれを上回った
日本とは、大きな違いですね。

右矢印猫の飼育数、犬を初めて上回る!

インド暮らしが長い日本人に相談しても、インドから日本に転勤してきたインド人に尋ねても、「猫はほとんど見たことがない」「キャットフードなんて売ってない」「犬は多いが、猫はいない」「犬と牛だけはいくらでもいる」「牛の糞だらけで歩けない」「牛のせいで渋滞が起きる」「たまにサルに襲われる」などと言うばかりで、「猫がいる」という情報は一切得られなかった。(ムンバイなう(その3)、インドで猫と暮らすには)



じゃあ、なんで少ないの?

なぜネコが居ないのか最近理由がわかりました。ネコはねずみを採るからです。どういうことかというと、ヒンズー教ではねずみは神様の使いとされているのです。よってそのねずみを採るネコはけしからん、というわけで好まれないわけです。もちろん食用にする人もいませんので、ペットとし飼われなければ当然見かけなくなりますね。(インドにはネコがいない?、インド駐在記)

というような、宗教的理由説が
あるかと思えば。

インドでのネコの位置づけは日本のペットとしてのそれとはだいぶ違う。昔から鶏などの家畜を襲ったりするため、ネズミと同じように家畜の敵として扱われてきたという話も聞く。(インド人のネコ嫌い、World Joining Us!)

害獣説。

インド旅行中 一度も猫を見かけませんでした。ガイドさんにその理由を聞くと 野犬が大量にいるので 猫は食べられて数が少なく 食べられるので 注意深く 人目につかないところで 細々と一応生きてるそうです(インドに猫がいない7理由、Lee子のブログ)

こんなサバイバル説も。

どれが正しいのやら。

…いずれも部分的に正しいのかな?



ただ、場所によっては、家猫も
野良猫もいるようだし。

近年はとくに都市部の富裕層で
増えてるみたい。

街を歩いていて、野良猫を見かけない日はない。魚市場が海沿いにあるので、猫が生きて行くには都合の良い環境なのだろう。みんなやせ細っているが、野良犬と共存しながらたくましく生きているようである。(ムンバイなう(その3)、インドで猫と暮らすには)

人間の生活優先のインドでは、ペットを飼うのはそこそこ裕福な家です。特に、デリーやムンバイほどの大都市ではないグジャラートでは、その傾向が強いようです。(インドでキャットフードを探して、セルフ駐在員のインド・ビジュアルリサーチ)

都市部以外で猫事情が異なることは、
最後のブログでよくわかります。

キャットフードが売ってなくて、
ドッグフードで育てざるを得ないとか!



Quoraには、こんな回答がありました。

西洋諸国と違ってインドではペットの認可はぞんざいに扱われているので、統計上のペットの飼育数に意味はありません。さらに、インド人は実用性のあるペットを求めます。猫は自由で、実用性に飛びしい。猫に対する社会的な烙印もあります(遅々としながら解消してきてはいます)。(Do Indians dislike cats more than other Nationalities?、Quora)

さっきの犬85%という数字も、
アテにならないかもしれないのね…


まとめると。

私たちが可愛がるようには、確かに
可愛がられてはこなかったみたい。

でも今は拡大傾向にある、と。



ねえ、ももちゃん。

実用性だってよ?



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