sherry


シェリーが楽しく、かつ難しいのは
スペイン・スタイルで楽しく飲むこともできるのですが、

ブリティッシュ・スタイルで飲む場合には、
歴史や宗教、文学や詩など、多少の教養が必要になることです。...

何故ならスティル・ワインの様に、
国・地域・品種・ヴィンテージで語ることがないからです。

故に、世に広く受け入れられないのかもしれません。
でも一方で、嗜好品とはそういうものなのかもしれません。

教養とは広義な意味なので、
何かこの本を一冊読めばいい、などというものはありません。

シェリーについて書かれた本を何か一冊読んでも、
それはきっとシェリーのホンの一部でしかないでしょう。

そんな深いシェリーに世界は、
日本の和事に何処か似ていて、いい意味でキリがありません。

思うに一生飽きる事ないお酒かもしれません。
今日もそんなシェリーの一面をカウンターでご紹介したいと思います。