さて、昨日のBSフジ/プライムニュース見ました。

あらためて、この番組はハイレベルと思いました。


圧倒的に高品質か。素晴らしいです。


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0716木曜OS

■『「衆院通過」最終攻防 安保法案採決に波乱は どう見る?国民の理解』


15日、野党側の怒号の中、特別委員会で可決された安保関連法案。与党側は16日にも衆院本会議での可決を目指すが、野党側は反発を強めている。議論は尽くされたのか。「国民の理解」の行方は。与野党の論客にじっくり聞く。


ゲスト

◆小野寺五典 自由民主党政務調査会長代理 衆議院議員
◆長妻昭 民主党代表代行 衆議院議員
◆今井雅人 維新の党政務調査会長 衆議院議員

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最後まで見る気はなかっのですが、結局最後まで見てしまいました。

非常に興味深かった。


自民「限定的な集団的自衛権」と

維新「個別的自衛権のちょっと拡大版」。


どこが違うかという話になって、

司会反町氏がつくった図です。




かなり素晴らしい・・・ちょっと誘導的だけど。

でも、こういう概念図とか、この手の議論ではマストか。普通。


で、自民小野寺氏「限定的な集団的自衛権」と維新石井氏「個別的自衛権のちょっと拡大版」をそれぞれプロットしてもらう訳です。素晴らしい進行。ある種、きわめてマトモ。


結局、両氏ともふたつの円の重なり部分と説明。


つまり、同じ。


そう、そうなる筈なんですよね。


でも、こういうコトを見える化するのは素晴らしい。ザ論点整理。
(※前提として両氏とも“重なる”としている・・・ここ、ポイントか)


で、そうなると

「限定的な集団的自衛権」と「個別的自衛権のちょっと拡大版」

どちらと解釈すべきか、という話になる訳です。


小野寺氏発言・大意

結局、個別的自衛権と言ってても、国際法的に集団的自衛権と

解釈されたら、逆に日本のリスクが高まる、日本が不利になる。


・・・ふ~ん。よく分からんすねえ。ザ詭弁かも。下記が理由。


◆番組内でもでてましたが、集団的自衛権の解釈も国際的にもいくつかあって・・・そんなにカンタンに集団的自衛権って断定されるの?

(※自分的にはシンプルな他衛vs自衛に準拠)


◆そんなに集団的自衛権と簡単に特定できるなら、上記概念図で“重なる”を肯とするのはおかしくないすか?特定できるなら、“重ならない”と主張すべき?(公明の手前、それは言えんな笑、、、)


◆そもそも、自民は集団的自衛権は国連でも認められているグローバルスタンダードって立場でしょ?

なんで集団的自衛権って解釈されると国際的に不利になるの?


・・・さっぱり、分からん。


この件は、やはり維新が正しいでしょう。そう思います。下記が理由。


◆現憲法との整合性


◆「限定的な集団的自衛権」はいつのまにか、限定的が、はずれて拡大解釈される可能性がある

(少なくとも、そのリスクはある、やはり改憲が前提となるべきか)


◆マトメ◆


※どちらとも解釈できるんなら、現憲法下では個別的自衛権の延長と解釈すべきじゃね、、と普通ならないか。

※憲法まで融通無碍に解釈する自民が、なぜゆえに、ここまで集団的自衛権の定義に厳密性を求めるのか、理解不能。

※要は、まあ、アメリカの要請でしょ、という話になる。

(で、融通無碍に“限定的”は、外していくなんて~、まさかね~~、、)


※そもそも「『限定的』な集団的自衛権」って、国際的に通用する概念?

自分的にここ、まったく、分かりません。。


ただ、国内&外で、ダブルスタンダードにするのが常套手段ってのは

ほぼ分かってる気がします。


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さて。民主・長妻氏の意見も興味深かったです。

大意。そもそも、個別的自衛権と集団的自衛権は重ならない。

図が間違っている。


う~む。たしかに違う言葉・概念だから、重ならないというのは・・・

アリか。非常に、民主党的な発言な気もするけど。


まあ、本来、異なる概念だから重ならないは正しいかも・・・自分も正直、A or B 構造かなって気もします。しかし、その境界線が厳密に定義されてないとしたら、あるいは、どちらかに峻別しずらい事象が存在するなら結局グレーゾーンが発生し、現象的には、“重なっている”と同義でしょ、という意かな。ここは。


でも、本来こういう議論が非常に大切ではないでしょうか。

ホント、そう思います。


さて、自分の意見。確かに図が間違っているかもとも・・・笑。


で、書いてみました笑。


 間違ってたらスイマセン、、


多分、国際通念としては、上記と思います。


だってさ~~、通常、集団的自衛権も、自衛権の内なんだから、

○を二つにして、あえてVS構造にするのは、変でしょ。

(で、境界線は曖昧というか峻別不可能だから、結果“重なる”)


でも・・・


反町氏の図は、ニッポン政局的概念図としては正しい。

ということかなぁ。この乖離は一体どうすれば良いのか。


結局、そこを整理しないと、

このタコツボからは永久に脱出不可能な気も。



番組の最後の方で、維新石井氏が国会論戦初期で自民の集団的自衛権の定義をもっと追求すべきだった・・・。と。


ふむ~。それはそうなんですが、今頃そんなコト言うなよ。全く。


用語定義しないで、議論するなよな。全く。


いま“もっと分かりやすい議論を・・・”とも言われてるようですが、

自分は絶対反対です。そんなもの、必要じゃない。


必要なのは、まともな議論です。

まともな議論をすれば、必然的に分かりやすくなる。それが道理。


、、、“もっと分かりやすい議論を・・・”で、お友達の麻生君が・・・、って

もう、正視に耐えられません笑。恥ずかしすぎるだろ。ソレ。


ああ、麻生君の好きなマンガにでもすればぁ~~、分かりやすく。

漢字はルビふってと、、、そうしないと麻生君が誤読みしちゃうし~。



この歴史修正主義の総理は、

国民を愚弄しているのか、それとも真性バカなのか。


一体、どっちなんでしょうかねぇ。。



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『集団的自衛権と個別的自衛権は重なるか』を少しググッてみる。


■首都大・木村草太氏の『重なる』 説・・・これが『重なる』 の元説?

◆延長戦に入った集団的自衛権議論

http://www.d3b.jp/politics/4677



■江田けんじ氏の『重なるようになってきた』 説◆シリーズ「集団的自衛権」を考える・・・⑬「個別的自衛権」と「集団的自衛権」の限界領域が重なってきた
http://www.eda-k.net/column/week/2014/07/20140728a.html



・・・・分かりやすいか、『概念として重なるようになってきた』と言うか『概念としては別だが、どちらか峻別しずらい事象が増えてきた』と言うか、まあ同義すよね~



■江田けんじ氏・集団的自衛権の定義/3つの説◆シリーズ「集団的自衛権」を考える・・・⑫なぜ日本政府と国際社会の理解が違うのか?!
http://www.eda-k.net/column/week/2014/07/20140722z.html



■そもそも平成15年の国会質問では、集団的自衛権と個別的自衛権は別概念・重ならないが政府回答だったんですねぇ~~


※質問↓

http://www.shugiin.go.jp/internet/itdb_shitsumon.nsf/html/shitsumon/a156119.htm


※政府回答↓
http://www.shugiin.go.jp/internet/itdb_shitsumon.nsf/html/shitsumon/b156119.htm



去年の閣議決定の頃のコラム


■【コラム】集団的自衛権と公明党を問う(2) 反対派は賢明な戦略に立て
http://www.d3b.jp/npcolumn/4317

卓見と思いますけど、賛成しかねますね、結局、集団的自衛権ってワードが入ったらダメ、、、、そこを橋頭堡に絶対拡大解釈していく可能性大だから、いままでもそうですしね、現に、総理答弁も微妙に変化してませんか~、結局、かなり非法治国家なんすよね~。


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※追記


小野寺氏の発言がイミフすぎて、他を少し検索。


■7/6の産経ニュースの記事より

【新報道2001抄録】小野寺氏「個別的自衛権を拡大解釈したのが戦前の日本軍だ」
http://www.sankei.com/politics/news/150706/plt1507060014-n1.html

>小野寺氏「重要なのは、国際的にどう見られるかということだ。集団的自衛権の行使と解釈されるものを、わが国だけが『個別的自衛権の行使だ』というのはどうなのか。この考えでどんどん(個別的自衛権を)拡張したのが、戦前の日本軍だ」

コレ、分かりますか??? さっぱし分からん。


確かに、自衛権の定義は、国際通念と日本国憲法は乖離がある。

で、それが色々、問題があるのは理解できる。自分もホントは、9条改憲ってのは検討する価値アリ、と思います。しかし、恣意的な解釈改憲はマズイでしょ。そういう、いい加減さ、ガバナンス欠如が、個別的自衛権の拡張だか侵略だか知らんが、そういうことを招いた原因と思いますけどねぇ。。。