日々のしるし -246ページ目

いつかは埋まる空白

そうして今に至るけど、一番酷いときより、ずいぶんましになったと思う。
時間が経つにつれて否が応でもあの人のいない日常に慣れたし、少しずつ過去に置き換えられるようになった。
それでも、時々一人になるとどうしようもない寂しさで胸が破裂しそうになる。この痛みはあの人といた証拠だから、
いたしかた ない。


あたしの家は、普通じゃない。
あたしには二個上の兄貴がいるけど、彼は子どもの時からなんか変だった。
二面性がありすぎだし、気にいらない事があると我慢とか妥協とか全くできなくて。
かっとなると、暴力的になる、なのに大人の前では信じられないくらいいい子。

頭よくてピアノうまくてものすごく期待されてた。
親はそんな兄貴にこれでもかというほど上を目指させ、とても厳しく接した。

けど兄貴は

そんなものを背負える程、強い人ではなかったんだ。
もともとメンタル弱くて神経質で、何かと人のせいにしたがる男が、うまく生きていけるわけがない。


中二でひきこもり。
父親を避け母親だけ集中攻撃。
『あんたたちが僕をこうしたんだ。責任とれ』

あたしとはずっと口をきかない。

母親は兄貴から受けるストレスをあたしにぶつけてきて、
仕事から帰ってきたら意味分かんない事でいきなり怒鳴られて、それが毎日だったから、あたしは尚更あの人のとこに逃げた。

『俺も一緒に逃げてやるよ』

その言葉を

ただ、信じて。


***********************

安心できる、とか、認められてる、とか、この歳になっても未だにわかんない。
だから、

優しい言葉ほど嬉しくて怖いものはない。

一人暮らしは必ず再開するつもり。

また巡るあの季節

あたしがいつも読んでた日記がアメブロにて復活。
めっちゃ嬉しい。
なんかすごい影響力のある人だと思う。あの強さは心から尊敬する。

***********************

あれから、
とりあえず仕事に没頭した。それがずいぶん救ってくれた。
相変わらず夜になったら熱が出てしんどかったけど、それ以上に忙しかったし、研修の提出物も切羽詰まってた。


胸の痛みが消えたわけじゃないけど、あたしは少しずつ前が向けるようになった。

あたしはあんまり他人に大事にされたりとか、甘えさせてもらったりとか、そういった事があんまりなくて、あたし自身も人に何か期待とか、しないようにしてた。それが普通だと思ってた。

付き合ってる人に何されても、『あぁやっぱり、あたしがこんなんだから仕方ないんだ』って諦めてた。
あの人が初めて、あたしに優しく触れた。この手の傍にいたいと思った。

最低な終わり方をしたのに未だに嫌いになれないのはあのぬくもりのせいだと思う。

生きるのも、悪くないと思えたから。


終わりを知る

今日、あたしの大好きなあの人が日記を終了した。
多分、アメブロでまた再開するはずだけどHN変わってたら分からないし、もうどうしようもない。


***********************

ちょっとチャラくて、やたら元気で、明るくて、前向きで、熱くて。

一番好きだったのは、文字越しにもわかる、パワーと、筋通す『男気』


読んでるうちに、ひきこまれて、勢いにのまれて、

あぁこんな生き方もあったんだなぁって、うらやましいなぁって、

あたしももっと笑おう、
そんな気にさせてくれた。

毎日読んだ。
終わり来るなんて思わなかった。